〝今年こそ1万結集を〟 11・1集会へ第2回実行委

週刊『前進』06頁(2700号02面03)(2015/10/05)


〝今年こそ1万結集を〟
 11・1集会へ第2回実行委


 11・1全国労働者総決起集会に向けた第2回実行委員会が9月24日、東京都内で開かれた。同日、動労千葉はJR千葉支社に対する抗議行動と団体交渉を闘いぬき、国会前では戦争法強行採決を許さない闘いが打ちぬかれる中での、実行委開催となった。
 主催者として提起した動労千葉の田中康宏委員長は、「国会で戦争法が強行されても闘いはこれからだと皆思っている。これはかつてない情勢だ。日本の労働者はおとなしいと言われてきたが、満を持して立ち上がった」「他方で、この怒りを体制内に押し込め、階級闘争にさせない日本共産党、民主党、シールズ指導部、連合派などの反動が起きている。これを突き破り、労働者が社会の主人公であることを労働者自身が自らの経験でつかんだ時、歴史は動く」「戦争法の強行に対して闘いは終わっていないという膨大な労働者の決起があり、国鉄解雇撤回をめぐり最高裁上告棄却に対し、やはり闘いは終わっていないというわれわれの闘いがある。これは本質的に同じであり、この時代がつくり出したものだ」「だから今年の11月集会は従来の延長にはない。新しく11月集会を始める気概で、何としても1万人結集を実現しよう。その現実的条件は存在する。ここで勝負をかけよう」と強調した。さらに、「戦争を阻む国際連帯の発展を切り開こう」と訴えた。
 そして、11・1労働者集会の課題を、①ストライキで階級的労働運動を発展させ、ゼネストで戦争を阻止する、②最高裁上告棄却情勢の中で、国鉄闘争の旗を高く掲げ続けることを宣言する、③戦争絶対阻止へ国際連帯をさらに発展させる――と提起した。
 東京・関東を中心に結集した参加者は、それぞれに実践の中で情勢の転換をつかんだことを報告した。特に、国会闘争参加者が11・1集会への参加を決断しつつ快くチケットを購入してくれると口々に語られたことは印象的だ。1万人結集実現の情勢はある。11・1集会の成功へ、1カ月の決戦を貫徹しよう。
このエントリーをはてなブックマークに追加