広島 独鉄道労働者と交流 拠点建設へ大きな力に

週刊『前進』06頁(2707号02面03)(2015/11/23)


広島 独鉄道労働者と交流
 拠点建設へ大きな力に

(写真 3人のドイツの鉄道労働者を迎え、歓迎交流会を行った【11月6日 広島市】)

 11・1労働者集会に参加したドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部長のクルト・シュナイダーさんら3人のドイツ鉄道労働者が11月6〜7日、広島を訪問しました。
 6日の歓迎交流会は動労西日本と広島連帯ユニオンが主催し、30人が参加しました。
 動労西日本の大江照己委員長の歓迎あいさつの後、クルト・シュナイダーさんから、広島に来る前に動労水戸を訪問して学んだこと、JR郡山工場でのビラまきなどの報告を受けました。
 ドイツの体制内多数派組合から機関士労組へ移った仲間の話、青年労働者獲得の課題など、動労総連合建設と共通する課題が語られました。「大事なのはその人がどう考えているか、同じレベルで向き合うこと。心がけているのは丁寧に説得すること」という提起にも学ばされました。
 動労西日本から、岡崎昭夫執行委員と山田和広書記長が職場廃止阻止・外注化粉砕・非正規職撤廃の闘争報告を行い、広大学生自治会の学生が「ストで資本・国家権力と闘う労働運動と連帯し学生も闘う」と発言しました。それに応え、クルトさんは「われわれの敵は、日本でもドイツでも資本であり国家権力だ」と語りました。
 翌7日、ドイツの鉄道労働者たちは原爆資料館や平和公園などを熱心に見て回りました。
 ドイツ鉄道労働者との交流は、動労西日本建設、労組拠点建設への大きな力を引き出しました。
(動労千葉を支援する会・広島 A)
このエントリーをはてなブックマークに追加