2015年日誌 12月1日~7日 独、対ⅠS戦争に最大1200人派兵へ/辺野古で抗議行動の3人逮捕

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週刊『前進』08頁(2710号04面04)(2015/12/14)


2015年日誌 12月1日~7日
 独、対IS戦争に最大1200人派兵へ/辺野古で抗議行動の3人逮捕


●秘密法が完全施行 特定秘密保護法が完全施行された。国の「適性評価」を通過した公務員と民間人の計約9万7千人が特定秘密を扱う体制が固まった。(1日)
●独、対ⅠS戦争に最大1200人派兵へ ドイツ政府は「イスラム国」(IS)への軍事行動を支援するため、偵察機や艦船に加え最大1200人の派兵を閣議決定した。(1日)
●山手線新型車両、運転当面中止 JR山手線の新型車両「E235系」で営業運転初日の11月30日にトラブルが相次いだ問題で、JR東日本は走行状態に応じてブレーキを制御する新システムの不具合が原因とみられると明らかにした。運転は当面中止。(1日)
●代執行訴訟、翁長知事が出廷 名護市辺野古の埋め立て承認を取り消したのは違法だとして取り消しの撤回を求めて国が翁長雄志知事を訴えた代執行訴訟の第1回口頭弁論が、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。(2日)
●指定廃棄物処理計画、福島県受け入れ決定 東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質を含む指定廃棄物を民間の産廃処分場で最終処分する環境省の計画について、福島県は計画受け入れを決めた。(2日)
●英、シリアで空爆 英下院はISを標的にした英空軍による空爆をシリア領内に拡大するべきかを問う政府提出の動議を賛成多数で可決。3日、英軍がシリアで空爆した。(2日)
●NATOにモンテネグロ加盟 北大西洋条約機構(NATO)は、旧ユーゴスラビアの一角であるモンテネグロの加盟を決定した。ロシアは強く反発。(2日)
●衆院選で辺野古受注業者が寄付 米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設工事を受注した業者が14年の衆院選前、当選した6人に計90万円を寄付していたことが分かった。(4日)
●普天間、部分返還へ 日米両政府は、米軍普天間飛行場の東側と牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部、計7㌶について17年度内の返還をめざすことで合意。返還が決まった面積計7㌶は県内全体の米軍専用施設面積のわずか0・03%。(4日)
●マイナンバー、印刷漏れ 高市早苗総務相は、マイナンバー(社会保障・税番号)を記した「通知カード」のうち約5千世帯分を印刷できていなかった、と明らかにした。(4日)
●辺野古で抗議行動の3人逮捕 名護市辺野古への米軍の新基地建設の抗議行動で、参加者3人が刑事特別法違反容疑などで不当逮捕された。(5日)
●横須賀線が冠水、一部で半日不通 JR横須賀線の東京トンネル(東京―品川)で排水設備が故障し線路の一部が冠水した。東京―品川間は始発から午後5時半過ぎまで半日以上、運転見合わせが続いた。(6日)
●仏極右政党、地方選で躍進 フランスの地方選が投開票され、移民批判を重ねる極右政党・国民戦線(FN)が全13選挙区のうち6選挙区の得票率で首位に立った。(6日)

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