【速報版1面-3】ストライキで戦争とめる 全学連委員長斎藤郁真君

週刊『前進』08頁(2710号07面03)(2015/12/14)


【速報版1面-3】
ストライキで戦争とめる
 全学連委員長斎藤郁真君


 どうやって戦争を本当に止めるのかが問われています。全学連はこの情勢に対して、大学からストライキで戦争を止めようと訴えてきました。大学で進む軍事研究や「経済的徴兵制」の問題など、日常の現場で、職場やキャンパスで戦争がますます当たり前のものになってきています。
 だから今、私たちは自分たちの現場から、当たり前のことを拒否する力を取り戻さなければいけません。全学連はそういう挑戦をしてきて、10月27日には京都大学同学会がバリケードストライキを行いました。この時代に、自分たちが決断し行動する勢力であることを示すために全学連のすべての力を結集しました。
 こういう闘いをもっと広めていくと同時に、安倍政権を倒して労働者や学生が権力をとることを本格的に目指さなくてはならない。だから今こそ新しい労働者の政党を学生もともに立ってつくる時が来たと思います。
 大学の問題、学生の課題は単なる学問の問題だけではありません。学生も労働者も労働者階級として資本家階級こそが敵だとはっきりさせ、それを打ち倒す労働者の政党をつくり上げることに挑戦したい。そのための最初の突破口として、来年7月の参院選の勝利をともにかちとりたい。
 全学連は、全国大学での戦争反対のストライキを準備します。ストライキができる学生自治会を一歩一歩よみがえらせ、その力をもって来年の参院選に絶対に勝利したいと思います。

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