『前進』週2回発行を支える圧倒的なカンパを訴えます

週刊『前進』06頁(2711号03面04)(2015/12/21)


『前進』週2回発行を支える圧倒的なカンパを訴えます

宣伝・扇動の変革かけ

 すべての『前進』読者のみなさん、闘う労働者人民のみなさん。革共同は2016年冒頭から、機関紙『前進』の週2回発行という大事業に挑戦します。これは、世界大恐慌が本格的に激化し、新たな戦争と革命の時代に突入した2010年代中期階級決戦に勝利し、プロレタリア世界革命を実現する革共同の戦闘宣言です。1千万労働者人民と結びつき、本格的な革命的労働者党への飛躍をかけた挑戦です。この大事業は、みなさんとの共同の闘いです。みなさんの全面的な協力なしには実現できません。何よりも、本格的な印刷工場を建設するための1億円特別カンパを心から呼びかけます。
 革命運動の過半は機関紙活動にあると言って過言ではありません。資本主義は社会を崩壊させ、人間を生きられなくさせるほど行き詰まっています。にもかかわらず資本家階級は、資本主義社会を超える社会体制はないという反動イデオロギーを洪水のように垂れ流しています。しかし、資本のあらゆる分断を打ち破り、99%の労働者が団結することさえできれば、1%の資本家階級から生産と社会機構のすべて(生産手段と政治権力)を奪い取り、労働と人間的共同性を取り戻して、労働者が主人公の新しい社会を創造・建設することは可能です。資本の価値増殖運動の現場であり、階級闘争の最前線である職場生産点での労働組合の闘いこそが、資本主義社会を転覆する核心的闘いです。したがって、労働者階級だけが資本主義を打倒してプロレタリア革命を成し遂げる歴史的主体なのです。
 労働者自己解放の思想であるマルクス主義の一貫した視点と立場から、ブルジョアイデオロギーを打ち破って、動乱の現代世界に日々生起する出来事を系統的・継続的に解明し、労働者の時代認識と路線を日々鮮明にさせる決定的な媒体が機関紙『前進』です。1万読者網を早急に組織し、『前進』を週2回、確実に届ける活動を土台にして、1千万労働者人民と結びつき、影響力を拡大するのです。革共同は週2回発行をもって、本格的な機関紙活動に一丸となって突入します。地区党の抜本的な変革・強化を成し遂げます。ロシア革命においては日刊労働者新聞『プラウダ』の発行が革命を実現した原動力でした。その闘いを、21世紀の現代革命において復権させようではありませんか!

7月参院選を闘いぬく

 2015年は戦争法阻止の安保・国会闘争が大高揚し、階級的労働運動派も全学連を先頭に満を持して決起しました。8月30日の12万人を頂点に、国会前には連日、数万人が押し寄せ、全国で1千万人がデモに立ち上がりました。職場に鬱積(うっせき)する怒りと結びついて、戦争に対する日本労働者階級人民の歴史的に蓄積された底深い怒りが解き放たれたのです。
 2016年はこの闘いを引き継いで、安倍の戦争と改憲の攻撃との大激突になります。7月参院選に革共同は、東京選挙区で鈴木たつお弁護士をおし立てて闘います。革命的選挙闘争は宣伝・扇動の変革と並び、1千万労働者人民と結合して革命的労働者党を本格的に建設するもうひとつの闘いです。すでに秋葉原に選挙事務所を開設し、ポスターと政策リーフレットを作成しました。圧倒的な選挙資金カンパを寄せてください。

国際連帯でゼネストへ

 2015年はまた、国際連帯闘争の画期的な深化・発展を切り開きました。先週号の韓国の12・5第2次民衆総決起闘争の報道では、「第2次民衆総決起宣言文」とハンサンギュン民主労総委員長の訴えが掲載されました。息づかいまでビンビン伝わります。『前進』は今や日本と韓国の闘う労働者の共同の新聞になっています。さらに、世界戦争の発火点となっているトルコの労働者と結びついたことは決定的な前進です。

動労総連合の建設進め

 ゼネストと国際連帯で戦争を止め、安倍を打倒しましょう。
 そのために、動労総連合の全国建設を進め、国鉄決戦に勝利します。今年の動労神奈川、動労総連合・新潟、動労福島に続き、なんとしても動労総連合・東京を建設します。国鉄労働運動の主導権を握り、ゼネストを実現します。
 共謀罪が再浮上するなど、戦時下の治安弾圧との闘いを強化しなければなりません。2015年は、戦争法と一体のものとして、オープンスペース「街」や全学連などに不当弾圧が襲いかかりました。そのすべてに完黙非転向を貫き勝利しました。

星野同志奪還する年に

 来年4月に70歳になる星野文昭同志を一刻も早く取り戻すために、再審闘争を強化し、『星野新聞』を創刊し、全国津々浦々で絵画展を開催し、47都道府県のすべてに救援会を結成しなければなりません。反弾圧・救援、非合法・非公然の闘いを強化し、革共同を守りぬく闘いに圧倒的なカンパをお寄せください。
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