紹介
　絵本『希望の牧場』

　昨年９月、森絵都さん作、吉田尚令さん絵の絵本『希望の牧場』が発刊された（Ａ４変・32㌻。岩崎書店発行。１５００円＋税）。
　シンプルだが力強い絵と言葉が希望の牧場の現実を伝え、多くを語りかけてくれる。
　発行から１年余で３刷を重ね、発行部数は２万５千冊を超えた。「あちこちの小学校で読み聞かせをやってくれている。この絵本を読んで九州の小学３年生が『大きくなったら希望の牧場で働く』って言い出したそうだよ」（吉沢さん）
　絵本の売り上げの一部は「希望の牧場」の活動資金として寄付される。