『星野新聞』ついに創刊 星野同志奪還の絶大な武器

週刊『前進』04頁(2717号04面04)(2016/01/25)


『星野新聞』ついに創刊
 星野同志奪還の絶大な武器


 大激動の中で迎えた新年1月18日、「星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議」が『星野新聞』を創刊した。これは、2010年代中期階級決戦のただ中で、星野文昭同志を絶対に取り戻す宣言であり、星野奪還闘争の絶大な武器だ。われわれはこの決意をともにし、星野同志奪還に向けて総力で決起する。
 創刊号の紙面はなんと明るく、生き生きとし、勝利性に満ちていることか。
 星野同志は『星野新聞』創刊について、「戦争を止め、新自由主義と闘う最大の武器にしてほしい」「新しい社会の展望を労働者に示せる新聞にしたい」「新聞を通して一人ひとりが運動をつくり、担っていくあり方を確立してほしい」と語った。暁子さんは「世界の人びとと結びつくために」と呼びかけた。
 その通りだ。『星野新聞』を武器として大飛躍をかちとり、今こそ星野同志を取り戻すのだ。これは国鉄決戦・7月選挙決戦と一体であり、「すべての人間が人間らしく生きられる社会」を実現する闘いとしてある。
●非転向で反戦貫く
 1971年11・14沖縄闘争を闘った星野同志は、デッチあげ「殺人罪」で不当逮捕されて以来、獄中41年、戦争反対を訴え、非転向を貫いている。この星野同志の闘いは、非正規職に突き落とされた青年労働者の希望の星となり、日々、団結を生み出している。新自由主義の攻撃を根底から打ち砕いている。
 昨年、全国57カ所で開催された「星野文昭絵画展」は、そのほとんどが労働組合を軸とする実行委員会形式で立案、準備、運営された。それぞれ5千枚、1万枚のビラがまかれた。地方紙が写真入りで報道し、ラジオやテレビでも紹介された。
 昨年11月労働者集会に、戦火のトルコから参加した革命的労働者は、星野同志の闘いに感動し、帰国後直ちにホームページで紹介した。それを見たトルコの食品労働者がまた、感動的な詩を送ってくれた。
 世界大恐慌の深化の中で、世界戦争の危機が切迫している。安倍政権は戦争と改憲の衝動を強めている。昨年の国会闘争を数百倍する人民の怒りの決起は不可避だ。戦争絶対反対の星野同志の闘いが、決起したすべての人びととつながる情勢が急激に深まっている。
 『星野新聞』は決起する巨万人民との結合のために発刊された。真実を伝える記事、大きな写真、投稿、詩や短歌など、迫力ある豊かな紙面で全人民に訴えよう。
 徳島刑務所は、星野同志に送られた昨年9・6徳島刑務所包囲デモの写真の入った年賀状を差し止めている。断じて許せない。徳島刑務所は星野同志にすべての年賀状を直ちに手渡せ。
●2・19徳島刑務所へ
 2月19日、これまで星野同志と面会した人びとが中心になって、「友人面会禁止をやめろ」「寒さ対策を行え」など獄中処遇の改善を、直接刑務所に出向いて行う。
 『星野新聞』を100万人に広め、2016年を星野同志奪還・解放の年としよう!

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