紹介 共産主義者187号 動労水戸の到達地平に迫り16年決戦勝利へ鮮明な指針

週刊『前進』04頁(2721号04面04)(2016/02/08)


紹介 共産主義者187号
 動労水戸の到達地平に迫り16年決戦勝利へ鮮明な指針


 革共同茨城県委員会の「動労水戸が切り開いた地平と3・11闘争の歴史的課題」は、16年決戦全体に活力を与える必読論文です。「3・11」から5年間の動労水戸の闘いが具体的に展開され、闘いの記憶が生き生きとよみがえってきます。
 「3・11」は、動労水戸に新たな飛躍を求めました。帰還攻撃の中で組合員は必死に格闘し、被曝労働拒否の闘いを練り上げていきます。この闘いが福島の広範な人びとの心を揺さぶり、いわきを中心とする人びとと結合していく。とりわけ原発労働者を始め地域合同労組への結集をかちとっています。
 いま青年労働者が動労水戸の闘いに触れ、「福島ゼネスト」に挑戦する主体へと成長しています。原発再稼働情勢の中で被曝労働拒否の闘いが全国に広がっています。階級的労働運動の拠点が地域と一体となり、日本階級闘争を一変させる力となる――その見本となる内容が凝縮しています。この動労水戸に学び、全国で労組拠点をつくりだそう。
 巻頭論文「国鉄決戦と7月選挙決戦で革命の大道切り開こう」は、『前進』新年号で核心的に提起された内容が年始以来の情勢を踏まえてさらに豊富化されています。内外情勢、党と階級の課題と展望を明確に分かりやすく提起しています。
 「『国民連合政府』掲げる日本共産党の徹底批判」は、7月選挙決戦をにらんだ力作です。年始から安倍の改憲発言を契機に戦争・改憲情勢は緊張の度を増し、党派闘争と分岐も激しくなっています。昨年の安保国会決戦以降、劇的に屈服と変質を深める日本共産党の動向を分析し、スターリン主義の反革命性を徹底的に暴いています。
 「JR総連・東労組の崩壊―闘う労働運動の展望」は、JR総連カクマル内部の対立・抗争の公然化という重大な事態を的確にとらえ、闘う労働運動にとって絶好のチャンスが訪れていることを明らかにしています。JR総連・東労組の崩壊を促進し、青年労働者を大量に獲得して動労総連合の全国的建設を力強く推し進めよう。
 本号は、この大情勢に肉薄する、16年決戦勝利への指針です。『前進』新年号と一体でぜひ活用してください。
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