迎賓館・横田爆取弾圧裁判 3・25最高裁弾劾闘争へ 3同志への重刑絶対許すな

週刊『前進』04頁(2733号04面01)(2016/03/21)


迎賓館・横田爆取弾圧裁判
 3・25最高裁弾劾闘争へ
 3同志への重刑絶対許すな


 3月14日、最高裁第3小法廷(山﨑敏充裁判長)は須賀武敏、十亀弘史、板垣宏同志の差し戻し上告審で上告棄却を決定した。断じて許しがたい。徹底的に弾劾する。
 3同志は無実だ。3同志は、1986年4・15米軍横田基地と5・4迎賓館へのロケット弾戦闘を口実に、爆発物取締罰則1条(使用)の「共謀共同正犯」にデッチあげられた。以来30年にわたり、国家権力のデッチあげ弾圧と不屈に闘い続けてきた。日本裁判史上未曽有の16年もの未決勾留という人権侵害をのりこえ、保釈をかちとり、一審無罪判決の大勝利ももぎり取った。
 中曽根政権による、国鉄労働運動壊滅を狙った国鉄分割・民営化という国家的不当労働行為=国家犯罪、革命党壊滅を狙った爆取デッチあげ弾圧と、動労千葉をはじめとする闘う国鉄の労働組合と革共同は不屈・非妥協で闘いぬき、敵を追い詰め、勝利し続けてきた。
 今回の決定は、戦争と改憲にかじを切った安倍政権の焦りに駆られた攻撃だ。崩壊の危機にあえぎ、5月伊勢志摩サミット、7月参院選(衆参ダブル選)を前に、労働者階級人民の闘いの大爆発によって打倒されることを恐れた安倍政権の予防反革命弾圧であり、京大反戦ストライキを闘った全学連に対する大弾圧と一体の攻撃である。
 最高裁は、この安倍政権の忠実な下僕として「実質は事実誤認、単なる法令違反の主張であって、上告理由に当たらない」と、3同志と弁護団の上告趣意書と5通に及ぶ補充書で具体的に立証した無実の訴えを、わずか8行で棄却したのだ。
 3同志は直ちに異議を申し立てた。3同志と固く団結し、3月25日(金)、最高裁抗議闘争に立とう。午前11時に最高裁正門前に集合し、徹底的に弾劾しよう!

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