ビラまき逮捕弾劾 共産党が先兵 法大・武田君を取り戻そう

週刊『前進』04頁(2743号04面02)(2016/04/25)


ビラまき逮捕弾劾 共産党が先兵
 法大・武田君を取り戻そう


 4月19日、東京学芸大学キャンパス(小金井市)で新入生歓迎のビラまきをしていた武田雄飛丸君(法政大学文化連盟委員長)を、警視庁小金井署が「建造物侵入」容疑をデッチあげて不当逮捕した。学芸大当局が通報して売り渡したのだ。断じて許さない!
 武田君がまいていたのは、文連と全学連が主催する21日の鈴木たつお弁護士の新歓講演会、そして4・28沖縄デー闘争への参加を呼びかけるビラだ。「大学で反戦ビラをまいたら逮捕」という暴挙を徹底弾劾し、今すぐ武田君を取り戻そう!
 3月29日に安倍政権は安保戦争法の施行を強行し、直後に「核兵器の使用は合憲」と閣議決定した。安倍は改憲と戦争に突進しているが、昨秋の京大での反戦バリケードストライキと、これへの弾圧=6学生不当逮捕は完全に粉砕された。それほど学生と労働者人民の怒りは激しい。安倍は全学連が全国大学で打ち抜こうとしている反戦バリストが現実のものとなることにおびえている。
 許せないことに、警察権力と結託し京大バリストに「刑事弾圧を」と叫んだ日本共産党が今度も警察の手先となった。武田君を警察に売り渡したのは学芸大教授会内部の日本共産党員だ。民青同盟が牛耳る学芸大自治会は「(全学連のビラまきを見かけたら)至急学生課に通報を」と学生に呼びかけ、当局の「憲兵」となっている。
 日共スターリン主義を安倍もろとも打倒しよう。全都―全国の怒りを集中し、直ちに武田君を釈放させよう!
このエントリーをはてなブックマークに追加