「免状不実」デッチあげ弾圧 6・8初公判に結集を

週刊『前進』04頁(2753号04面02)(2016/06/06)


「免状不実」デッチあげ弾圧
 6・8初公判に結集を


 S同志への免状不実記載デッチあげ弾圧裁判の第1回公判が、6月8日に東京地裁刑事第15部(429号法廷)で行われる。全力で傍聴闘争に結集しよう。
 2016年冒頭から意気高く決戦に打って出た革共同に対し、日帝国家権力・警視庁公安は焦りに駆られた卑劣な弾圧を凶行してきた。1月18日、警視庁は「有印私文書偽造・同行使」なる容疑で東京都北区のマンションの一室を家宅捜索し、その場に居合わせた2人の同志を、警察官を突き飛ばしたなどと「公務執行妨害」をデッチあげて不当逮捕した。
 2同志の完黙・非転向の闘いを軸に全党が決起し、連日のビラまき街宣、警察署弾劾行動をやりぬき、この「公妨デッチあげ弾圧」を粉砕した。しかし、S同志は「免状不実記載」をデッチあげられて再逮捕・起訴され、東京拘置所に不当勾留されている。
 これらのデッチあげ弾圧をはじめ、1〜5月過程で繰り返されたデッチあげ治安弾圧は、朝鮮侵略戦争が超切迫する中、伊勢志摩サミット警備を口実にした革命党と階級的労働運動の圧殺を狙った国家権力による卑劣な政治弾圧であった。
 とりわけ、全学連の学生にかけられた、昨年の京都大学バリケードストライキに対する「威力業務妨害」をデッチあげての弾圧(不起訴奪還)、東京学芸大学キャンパスでの反戦ビラまきに対する「建造物侵入」デッチあげ弾圧(不起訴奪還)。さらには、沖縄闘争を闘う学生に対する「傷害」事件をデッチあげての不当逮捕。そのあまりのデタラメさゆえに、労働者人民の大学当局に対する弾劾の声が広がり、全学連に対する共感が広がった。まさに団結が拡大し、1000万人と結びつく情勢を切り開いてきたのだ。
 S同志に対する「免状不実記載」なるものは許しがたいデッチあげである。直ちにS同志奪還をかちとろう!
 S同志はすでに十数年間、「江戸川区松江1―12―7」に住み続けている。ここで生き、かつ革命運動を闘ってきた。したがって、当然のこととして、上記住所で運転免許証を申請し、今年1月の更新手続きも行ったのだ。それを警視庁公安が勝手に同志の住所は北区のマンションであり、江戸川区の住所は虚偽であるなどと言いがかりをつけ弾圧に打って出てきた。断じて許しがたい政治的デッチあげ弾圧だ。
 このデッチあげ弾圧を正面から粉砕するため、8日の第1回公判が決定的である。S同志は、すでに4カ月半、不当勾留されている! しかも接見禁止がついたままなのだ。S同志を先頭に、この許しがたいデッチあげに対する階級的怒りを裁判所と検察にたたきつけよう。法廷で、S同志とすべての同志が、熱く合流し、直ちに保釈奪還をかちとろう!
 全党の同志は、全力で6・8公判闘争に結集し、S同志と一体となってデッチあげ弾圧を粉砕し、鈴木たつお弁護士をおし立てての6〜7月選挙決戦で、拠点建設を軸に闘いぬき、なんとしても労働者のための新しい政党をつくり出そう!

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免状不実記載デッチあげ弾圧裁判第1回公判闘争
 6月8日(水)午後1時30分開廷東京地裁429号法廷
 (午後0時30分 傍聴券配布所集合)

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