関空の軍事使用阻止へ 7・24現地集会へのアピール

発行日:

週刊『前進』04頁(2763号03面03)(2016/07/11)


関空の軍事使用阻止へ
 7・24現地集会へのアピール


 関西新空港絶対反対泉州住民の会より、7月24日に大阪府泉佐野市で開催される関西空港反対全国集会への結集を訴えるアピールが発せられましたので紹介します。(編集局)
 全国の闘う仲間のみなさん、地元のみなさん、7月24日関西空港反対全国集会を開催します。ぜひ参加してください。
 私たちは、何よりも戦争と憲法改悪を進める安倍政権を許しません。労働者、住民の総決起で阻止しましょう。安倍政権は昨年9月に戦争法を強行採決しましたが、全国で1000万人が闘いに起ち上がりました。労働者、住民の決起で憲法改悪を阻止しましょう。
 安倍は、米軍と一体となって、世界中に自衛隊を派兵し、血を流す戦争に本気で突入しようとしています。特に米軍は「作戦計画5015」を策定し、北朝鮮へ先制攻撃する計画を立て、3〜4月に大規模な軍事演習を行いました。この作戦による関西空港や成田空港の軍事使用を絶対に許しません。泉州住民の会と労組交流センターは30年間、関空の軍事使用に反対し阻止してきました。関空闘争は、いまの時代にこそ必要と考えています。
 安倍政権に対する沖縄の怒りが爆発しています。6月19日、「海兵隊の撤退を求める沖縄県民大会」に6万5千人が結集しました。「怒りは限界を超えた」と決議し、安倍政権の戦争政治の前に立ちはだかっています。
 橋下打倒に続いて、千代松泉佐野市長を打倒する闘いは重要です。繰り返す不当労働行為に対し、労働委員会の命令に従わず、労働組合攻撃を続ける千代松市長は絶対に許せません。市民課、国民健康保険課などの窓口を民営化・非正規化し、さらに現業職の職種変更―民営化攻撃など、新自由主義を強引に進める千代松市長に対する怒りは泉佐野市職員を中心に全市に広がっています。民営化―非正規化―団結破壊攻撃は戦争攻撃です。自治体労働者は戦前もそうだったように、国は戦争動員の中心に位置づけています。自治体労働者こそ戦争反対の主体です。市職員と共に千代松打倒、関空反戦闘争に決起しよう。
 私たちは関空闘争を30数年間闘ってきました。新自由主義で建設した関西空港は当然にも破たんしています。関空は、非正規職の島、すべて労働者を犠牲にしてしか延命できません。関空で働く労働者とともに、軍事空港化を阻止する闘いに、泉州住民の会と労組交流センターは闘います。
 7・24闘争を三里塚、沖縄、動労千葉、学生、福島など全国の闘いと連帯して闘いましょう。
 下記の要領で集会を開催しますので、全国から多くのみなさんの参加をお願いします。

2016年7月
 関西新空港絶対反対
 泉州住民の会
   代表/国賀祥司

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戦争反対! 改憲・労組破壊の安倍打倒! 関空の軍事使用反対!
関西空港反対7・24全国集会
 7月24日(日)午後1時集合、1時30分開会
        (集会後、デモ)
 泉佐野市末広公園コミュニティひろば
 主催 関西新空港絶対反対泉州住民の会
    関西労働組合交流センター

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