闘いは進む 青年の職場から 介護 職場の拠点建設と一体で闘った選挙闘争 東京  大空 茜

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週刊『前進』04頁(2765号04面04)(2016/07/18)


闘いは進む 青年の職場から
 介護 職場の拠点建設と一体で闘った選挙闘争
 東京  大空 茜


 参議院選挙では、安倍を本気で倒す気もない野党共闘に対して、唯一安倍を倒せる候補者として私たちだけが真っ向から「新しい労働者の政党」と「革命」を訴えて闘いぬきました。街頭での反応は、今までの選挙戦の中で最も手応えを感じるものでした。
 都知事選を3503票も上回る得票で、東京に「鈴たつ」派が16187人も誕生しました。これは本当にすごいことです。鈴木たつおさんをつぶすための全反動をはね返し、東京の45地区が票を伸ばし、地元の国分寺では2倍となりました。本当に大勝利だと思います。この力を11月労働者集会につなげ、東京から革命を起こしましょう!!
■現場の怒りと結び『前進』も配布
 今回ほど職場の拠点建設と一体で闘った選挙はありませんでした。
 私は介護の現場で働いていますが、3月末に退職した職員をいつまでも補充しない経営者に対して現場では怒りの声が渦巻いています。その上、今年度の一時金支給額を減らすと言ってきたのです。もう我慢の限界!!
 同僚と一緒に文章を考え、増員と一時金に関する要求署名を選挙の公示日から始めました。また選挙戦を闘うために、7月の休みを投開票日の10日までに集中してとれるよう同僚に協力をお願いしました。そして、今まではこっそり渡してきた『前進』をビラにはさんで堂々と配りました。
 その結果、署名は27筆集まり、休みも5日間ももらえ、『前進』は98部配ることができました。そして、たつおさんへの投票と街宣に来てほしいと呼びかけたら、39人が支持を表明し、その内3人が街宣に来てくれました。選挙戦と一体で「安倍を倒すことは職場で資本家を倒すこと」という姿を見せながら闘えた結果だと思います。
■本物の組合つくる!
 選挙後、多くの同僚が声をかけてくれました。「なんで安倍が3分の2も取るんですか(怒)」「〝たつお〟だけ覚えていて探したらあったよ」「思い切りやれてよかったね。お疲れさま」「選挙行ったよ(ウインク)」「もっと増えていくんじゃないですか」
 また、予想していなかった人から「入れたよ」とささやかれたり、「届いたはがきを見たらいいこと言っているなと思ったので投票しました」と、お願いする前に投票してくれていた人もいました。さらに、「新聞(『前進』)読みました! 言っていることは本当にそうだと思い、投票しておきました。言うべきことは言わなきゃダメですよね」と署名もしてくれた人もいました。
 職場は〝負けじゃない、むしろ勝ったんだ!!〟というムードです。今回の選挙戦でつながった人たちと本物の労働組合をつくり、11月集会に参加したいです!!

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