動労千葉冬季物販に協力を
　全職場で取り組み訴え１１月へ

　動労千葉の２０１６年冬季物資販売が始まります。皆さんのご協力を訴えます。
　動労千葉は関西生コン支部、港合同とともに11・６全国労働者集会を開催します。今年の11月労働者集会は、韓国・民主労総ソウル地域本部とともに、東京とソウルを結ぶ国際共同行動として闘われます。11・６集会への巨万の結集を実現するため、動労千葉物販と国鉄解雇撤回の新10万筆署名を水路に、都労連を始めあらゆる労働組合に分け入って、全力で組織化に取り組みましょう。

国鉄解雇撤回あくまで貫き

　動労千葉は１０４７名解雇撤回を軸とした国鉄分割・民営化反対闘争を断固として継続しています。物販はその闘いの基礎をなすものです。
　昨年６月、最高裁は国鉄分割・民営化における動労千葉組合員のＪＲ不採用を不当労働行為と認定しました。今、動労千葉は「ＪＲに法的責任あり。ＪＲに採用せよ」と団交を要求してＪＲを追い詰めています。
　国鉄分割・民営化は破産しています。ＪＲ北海道は経営自体が成り立たない状態です。本州でも事故が多発しています。これに対して動労千葉は、反合理化・運転保安闘争をストライキで闘っています。

労働法制改悪に立ち向かう

　「働き方改革」を掲げて労働法制の大改悪を行おうとしている安倍政権に、動労千葉は真っ向から立ち向かっています。
　ＪＲの子会社で車両の清掃業務を請け負うＣＴＳ（千葉鉄道サービス）は、有期雇用のパート社員・契約社員に５年の雇用上限を設定し、いったん全員解雇して、選別された人だけを無期雇用に転換するという就業規則の改悪を強行しました。
　労働契約法の「無期雇用への転換ルール」を逃れるための改悪は、明らかな違法・脱法行為であり、労働条件の一方的な切り下げです。
　しかも、無期雇用に転換されたとしても、賃金は時給制で定期昇給もありません。ＣＴＳは、時給制にすることでバラバラに切り刻まれた短時間シフトを労働者に強制し、手待ち時間を労働時間から除外して、人件費をさらに削り込もうとしています。
　これは、安倍が「働き方改革」で全面的に導入しようとしている「限定正社員」そのものです。自由に解雇でき、簡単に取り替えが効く「部品型労働力」を導入する攻撃を、最先頭で進めているのがＪＲです。
　２月に明らかになった就業規則改悪の策動を、動労千葉が直ちに暴露すると、現場労働者から怒りの声が噴き出して、４月１日の改悪強行はいったん粉砕されました。ＪＲ総連・ＣＴＳ労組の裏切り妥結によって改悪は10月１日に強行されましたが、動労千葉はＣＴＳの労働者の怒りを組織し、就業規則改悪を撤回させるために粘り強く闘いぬいています。

戦争と改憲を打ち砕く闘い

　安倍政権の労働法制改悪は、憲法改悪と戦争にに行き着きます。団結権・団交権・争議権の労働３権は、交戦権放棄・戦力不保持を規定する憲法９条と並び、戦後憲法の柱をなしてきました。労働組合は戦争と改憲に反対して闘ってきました。
　だから中曽根は、「国労をつぶせば総評・社会党もつぶれる。お座敷をきれいにして床の間に新憲法を安置する」と言って国鉄分割・民営化を強行しました。
　そして今、東京都知事の小池百合子は、上山信一慶応大教授などをメンバーとした都政改革本部を発足させました。上山はかつて大阪都構想で「国鉄改革と同じスケールの改革をやろう」と言った人物です。階級闘争の前面に再び国鉄決戦が押し出されました。
　社会を動かしているのは労働者です。日本、韓国、アメリカの労働者が連帯してともに闘いに立ち上がれば戦争などできません。ゼネストで闘う民主労総とともに、労働組合の総決起で戦争への道を打ち砕きましょう。動労千葉物販を武器に11・６集会への巨万の結集を実現し、闘う労働組合を全国の職場生産点に建設しましょう。

申込先　動労千葉協販部
　ＴＥＬ　043（227）7833
　ＦＡＸ　043（227）8125

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国鉄１０万署名提出行動
１０月１４日（金）午後６時
ＪＲ新宿駅南口
呼びかけ　動労千葉、国鉄闘争全国運動