11・6へ各地で行動

週刊『前進』04頁(2789号04面03)(2016/10/17)


11・6へ各地で行動

拠点の闘いに勢い
 千葉労働者集会が大成功

 10月2日、千葉市のDC会館で11月国際共同行動に向けた千葉県労働者集会が75人の結集で大成功した。(写真
 冒頭、動労千葉の田中康宏委員長が「民主労総ゼネストと連帯し、職場や地域から仲間を誘い合って、11・6日比谷を埋めつくす総決起をつくり出そう」と熱く訴えた。
 連帯あいさつでは三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さん、宮本麻子さんとともに参加した太郎良陽一さんが10・9三里塚全国総決起集会への大結集を訴えた。
 今回の集会の最大の特徴は、四つの労働組合からの特別報告だ。動労千葉の渡辺靖正執行委員は、乗務員への労働強化を許さず3波の指名ストに立ったことを報告。CTS(千葉鉄道サービス)の組合員は「就業規則改悪は強行されたが、必ず職場で動労千葉が過半数をとってひっくり返す」と決意を述べた。
 ユニオン習志野の菊池晴知委員長は障害者解雇撤回闘争が裁判闘争に突入することなどを報告し、当該の青年労働者が解雇撤回・職場復帰の決意を語った。8月に新組合を結成した病院職場、ちば合同労組からの発言が続き、各市民団体からもアピールが行われた。 労組拠点の建設により闘いの相乗効果が生まれている。この勢いを11月の大結集へと結びつける決意だ。
(H)

東京卸売市場労働者も参加
 東京東部で集会

 「はじまる前に、戦争をとめる!」と銘打った10・7東京東部集会は、地域ビラを見た住民や職場の仲間を誘った青年の参加で大成功した。(写真
 「韓国・民主労総の無期限ゼネストに応えて11月6日、日比谷野音を満杯にしよう」という主催者の訴えに続き、動労千葉の佐藤正和執行委員、会社解散・全員解雇攻撃と闘う東京東部ユニオン吉崎製作所分会、斎藤郁真全学連委員長が特別報告を行った。
 討論では、東京卸売市場の労働者が「豊洲のような毒物が埋まった土地に市場を建設すること自体が間違い。全責任は石原にある」と弾劾し共感を呼んだ。
 東交の仲間は都営交通民営化阻止の決意を表明し、都校職組の仲間は「都労連の一翼として小池と対決する」と宣言した。
(T)

民営化反対!小池を倒そう
 練馬で怒りのデモ

 10月7日、東京北部の労働者は「小池都政による民営化反対」「安倍政権たおそう」を掲げ練馬デモを行った。(写真
 練馬は東京10区(豊島区と練馬区の一部)選出の衆院議員だった小池百合子都知事の地元だ。保育の民営化と闘ってきた自治体労働者、組合を立ち上げ闘う介護労働者が先頭でデモに決起した。
 「民営化反対! 小池を倒そう!」「築地移転は絶対反対!」。太鼓とコールで練馬の街がひとつになった。小学生が一斉に唱和し、9月末の星野絵画展に来場した地元住民がボードを持ってデモに加わった。飛び入り参加も相次ぎ、デモ後の交流会では「11・6日比谷にも行きます」と声が上がった。
 都議会の総翼賛状況を突き破り、小池の地元・練馬から労働者住民の闘いの火の手が上がったことは決定的だ。
(K)

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