団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2801号04面05)(2016/11/28)


団結ひろば 投稿コーナー

ソノンとともに律動 現状変える力を得た
 九州 那珂遥

 11・5国際連帯集会で律動グループ「ソノン(宣言)」の踊りを見ました。自らや仲間の苦しみや悲しみを、資本と権力への怒り・闘争に変えていく表現に感動しました。言葉は違っても伝わる思い。あふれ出すパワー。「これを組合の仲間と踊りたい!」と思い、集会後、ソノンのメンバーに「振り付けを覚えたいです。動画や本などありますか?」と話しかけました。しかし、「この振り付けには一つひとつ意味があるので、直接伝えながらでしか教えることはできません」と言われました。
 残念と思いきや、11・6全国労働者集会の前に直接教えてもらえることに! しかもソノンと一緒に日比谷野外音楽堂のステージで踊ることになりました。全国の青年・学生とともに、セウォル号事件の真相究明に向けた闘いの中でつくられた律動の振り付けを教わり練習。「真実は沈没しません。私たちは絶対にあきらめません」----冒頭のナレーション部分から心が揺さぶられます。
 本番ではステージ前方に韓国・民主労総、そして結集した5800人の姿が見えました。セウォル号沈没の犠牲者、遺族、結集する仲間や獄中のハンサンギュン委員長、星野文昭さんのことを思いながら踊りました。
 国境を越え、言葉や文化や差別、弾圧をのりこえて結集する集会は力強く、温かかったです。私自身もこれまでの殻を破り、現状を変える力にしたいと思います。

労組で闘おうと訴え成田空港でビラまき
 群馬・市東さんの農地を守る会 T

 10月9日の三里塚現地闘争で約束した通り、訪韓闘争への出発前に、群馬合同労組と一緒に「成田空港の廃港へ 市東さんの農地を守ろう」「労働組合をつくろう」のビラをまき、「空港労働者を労組に獲得する闘いで成田空港は廃港にできる」と確信しました。
 受け取りを断り足早に去ろうとする青年に「空港に労働組合をつくろうというビラです」と大きな声をかけると、なんと戻ってきてくれました。
 成田空港は、民営化・分社化されています。NAA(成田空港会社)のもとに、グループ会社と航空管制官などの公務労働者、空港内企業を合わせて4万数千人の労働者が働く職場です。過酷な交代勤務と低賃金に加え、空港内での死亡労災事故だけでこの1年に2件ありました。
 今回のビラまきは小さな一歩ですが、成田をはじめ全国100空港、20万人の航空関連労働者の組織化と、軍事空港粉砕の「戦争を始まる前に止める」闘いです。この闘いに労働者と農民が団結することで、成田空港廃港の現実的な道筋が開かれると思います。

弾圧を団結に変えて奪還をかちとった!
 愛媛 日野亮

 11月1日に「免状不実記載」で逮捕された仲間を11日に奪還した。日韓国際共同行動に参加させないための政治弾圧であり、絶対に許さない。
 愛媛では彼のいない10日間、反弾圧の闘い、伊方原発3号機の避難訓練反対行動、伊方原発ゲート前集会、再稼働反対の県庁前金曜行動、星野絵画展、訪韓闘争の準備など、全力で駆けぬけた。
 4年以上にわたる県庁前、伊方原発ゲート前でつくられた絆と信頼は反弾圧行動として集約された。カンパ、差し入れ、警察への抗議行動をともに闘い、反原発・反戦運動の分断を図る敵の思惑を完全に粉砕した。
 この仲間の決起に奮い立ち、愛媛は団結を固め、要求されたすべてを貫徹した。また応援に駆けつけた中四国の仲間も、反原発の仲間と団結をつくり出した。
 今回の勝利をテコに拠点建設を前進させ、全国の仲間とともに国鉄決戦、国際連帯、星野奪還、すべての原発廃炉を闘う。全国からの激励とカンパ、ありがとうございました。団結!

木更津のオスプレイ整備基地化を許すな
 千葉 宮本義一

 「日本の空にオスプレイはいらない 整備基地化反対 11・13県民大集会in木更津」に参加してきました。集会は陸上自衛隊木更津駐屯地に隣接する吾妻公園で開催され、1300人が結集しました。私たちは「池田自衛隊裁判をともに闘う会」ののぼりを立てて、会場入り口で参加者に『前進』と池田自衛隊裁判リーフレットを手渡しました。『前進』(11・6労働者集会速報号)は注目を集め、早々と用意した250部をまききり、リーフも500部を手渡しました。
 日帝・防衛省は、「オスプレイの騒音はCH―47と同程度」として、来年1月にも米軍普天間基地の24機と佐賀空港へ配備予定の陸自の17機を木更津駐屯地で整備しようとしています。
 発言に立った住民は「形ばかりの騒音測定で済ませ、一度の住民説明会もやらない」と怒りを込めて弾劾し、「沖縄・高江のヘリパッド建設はオスプレイが使用するためのものだ。沖縄と連帯して闘う」と決意を表明しています。オスプレイ配備こそ朝鮮侵略戦争のためのものにほかなりません。
 オスプレイは作戦行動半径が600㌔、空中給油も可能で、1回の空中給油で行動半径は千㌔を超え、沖縄を中心とすると朝鮮半島、中国大陸東部、南中国海を戦闘範囲とします。私たちは、朝鮮半島をはじめとする「東北アジアにおける新たな戦争を絶対に阻止するために全力で闘う」(11・6全国労働者集会決議)という立場であり、木更津基地のオスプレイ整備基地化絶対反対の闘いはその一環です。
 11月15日、日帝・安倍政権はPKOへの「駆けつけ警護の任務付与」を閣議決定しました。「駆けつけ警護の任務付与」で日帝・自衛隊の侵略部隊の実戦部隊化を図る日帝・安倍を絶対打倒しなくてはなりません。イラクへの自衛隊派兵を強行した日帝のペテンと不正義を暴き、戦争絶対反対で闘う池田自衛隊裁判をともに闘いましょう!

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