国際労働運動vol.19 2017.4 7月都議選に勝利しよう

週刊『前進』04頁(2829号04面03)(2017/03/20)


国際労働運動vol.19
 2017.4
 7月都議選に勝利しよう


 全世界が戦争と革命の情勢に突入している。日米首脳会談で核の先制使用を確認し、米韓日軍事演習は核戦争演習となっており、安倍・小池は核戦争に参戦しようとしている。韓国は民主労総を先頭にパククネを打倒し革命に向かっている。
 こうした中で森友事件が起きた。政権中枢を握る安倍と極右・日本会議が「教育勅語」教育を国家丸ごと私物化して推進する中で起きた国家犯罪だ。あらゆるところで全人民の怒りが爆発している。こうした情勢下で7月都議選が闘われる。労働者は社会の根本的な変革、革命を求めている。安倍・小池を打倒する決定的なチャンスである。労働組合を柱に1千万人と結びつき勝利しよう。
 第1章は、築地市場つぶしと民営化を狙う、深刻な土壌汚染の豊洲への移転阻止を訴える。
 第2章は、東京都丸ごと民営化を狙う小池の「東京大改革」を徹底批判する。
 第3章は、東交労組の闘いの歴史を振り返りながら、都労連決戦への総決起を訴える。
 第4章は、福島圧殺、治安弾圧、利権のための東京オリンピック返上を訴える。
 第5章で都議選決戦の意義を明らかにしている。
 全体を通して強調している点は、民営化は悪であり国家犯罪であること、資本家に巨万の富をもたらし、労働者を貧困や死に突き落として社会の共同性を破壊してきたこと、その核心に労働組合の破壊があることを具体的な事例で暴いている。図表と写真が豊富でわかりやすい。
このエントリーをはてなブックマークに追加