新しい労働者の政党を 戦争への共謀罪絶対阻止! ゼネストで社会を変えよう 都議選へ北島邦彦は訴えます

週刊『前進』02頁(2850号01面01)(2017/06/09)


新しい労働者の政党を
 戦争への共謀罪絶対阻止! ゼネストで社会を変えよう
 都議選へ北島邦彦は訴えます

◆共謀罪と改憲に絶対反対!
 国境をこえた連帯で戦争とめる
◆豊洲移転は白紙撤回!
 いのちを奪うな。食の安全を守ろう
◆保育の民営化を許さない!
 小池の「東京丸ごと民営化」反対
◆東京オリンピックは返上!
 原発推進と利権の道具はいらない
◆被ばくさせない!
 都庁レストラン福島署名解雇を許さない
◆闘う労働組合の力で!
 小池都政の都労連つぶしに反撃を

6月1日、国会闘争の現場で「共謀罪を絶対阻止しよう」と発言する北島さん

北島くにひこさん
 1959年、山口県岩国市生まれ。中央大学法学部卒業。広告会社で労働組合運動を始める。一貫して非正規職労働者の組織化と反戦・反原発運動で志を貫く。元杉並区議会議員、一般合同労組東京西部ユニオン副委員長、都政を革新する会事務局長。

 安倍政権と小池都知事の戦争・改憲、共謀罪を許さない! 小池都知事による東京都の丸ごと民営化、豊洲移転に反対し、東京オリンピックは返上しよう! 都議選の課題は、安倍・小池知事を労働者民衆の力で打ち倒す新しい労働者の政党と、闘う労働組合をつくることです。労働者の皆さん! 団結して闘い、戦争も失業も貧困もない、新しい社会を建設しましょう。私はその先頭で都議選を闘い、勝利する決意です。

加計学園事件は安倍首相の犯罪

 全国で共謀罪絶対阻止の闘いが燃え上がっています。共謀罪は、戦争のための治安弾圧法です。労働運動・大衆運動を日常的に警察が監視し弾圧する「団結禁止法」であり、戦前の治安維持法の復活です。絶対阻止へ総決起しましょう。
 森友学園に続く加計学園事件は本当に許せません。これは安倍首相の教育改革と民営化、規制緩和、国家戦略特区の腐りきった正体をさらけ出しています。政治と財政(税金)の私物化は安倍首相の犯罪であり、韓国のパククネと同様に逮捕し投獄すべき犯罪です。
 安倍政権は崩壊の危機に立ち、だからこそ同じく危機を深めるトランプ政権と共同して北朝鮮の核実験などを口実に、朝鮮侵略戦争を起こそうとしています。全力で阻止しましょう。

戦争と民営化の小池都政倒そう

 小池都知事も安倍首相と同じ極右・日本会議のメンバーです。小池知事は「核武装も日本の選択肢」と公言する好戦的な人物です。「都民ファースト」と称しながら大資本の利益のために労働者を犠牲にする都政を進めることでは安倍・自民党とまったく同じです。
 この小池知事を倒す闘いが足元から始まりました。4月初めに小池知事に解雇された都庁議事堂レストランの女性労働者が「絶対に許さない」と立ち上がりました。解雇の理由は、職場の同僚に福島原発事故のことを話して福島への帰還強制に反対する署名を集めたことです。こんな理不尽な解雇をどうして許せるでしょうか! 彼女の勇気ある決起は労働者の魂を揺り動かし、東京の労働運動に新しい火をつけています。

労働者の団結で社会を変える時

 腐った政治を変える力は労働者階級の団結にあります。公明党も民進党も日本共産党も、そして「連合」も皆、安倍政権に屈服し小池都政に賛成しています。今こそ、こうした総屈服状況をうち破って、新しい労働者の政党と、闘う労働組合をつくるときです。
 労働者民衆が団結してゼネストで闘えば必ず安倍と小池知事を打倒できます。30年間不屈に闘われてきた国鉄不当解雇撤回闘争が、いまや韓国の鉄道労組と結びつき、国際連帯の力でJR資本を追いつめています。この国鉄闘争を軸に新しい労働運動の潮流が力強く前進しています。
 私は、そうした階級的労働運動をさらに大きく前進させ、全都全国の労働者・労働組合の団結の強化のために全力で闘う決意です。ともに闘いましょう。

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