鈴木同志公判に結集を 9・15大阪地裁 「犯人蔵匿」粉砕へ

週刊『前進』04頁(2873号04面03)(2017/09/04)


鈴木同志公判に結集を
 9・15大阪地裁
 「犯人蔵匿」粉砕へ


 国家権力=大阪府警・大阪地検は「大坂正明を犯人と知りながらかくまった」として、鈴木哲也同志を犯人蔵匿罪で再逮捕・起訴し、現在も勾留している。
 鈴木同志は無実・無罪だ。「犯人蔵匿」の事実は一切存在しない。鈴木同志をすぐさま釈放せよ。
 国家権力は、鈴木同志逮捕の口実であった「私文書偽造および旅館営業法違反」で起訴できず、「犯人蔵匿」で再逮捕・起訴することで弾圧を維持しようとしている。それ自体が権力の破産であり、それを取り繕うための悪質なデッチあげである。
 何よりも大坂正明同志は無実だ。このことは、星野同志の獄中43年の闘いで完全に明らかである。デッチあげに次ぐデッチあげで革命家を労働者階級のもとから奪い、階級闘争圧殺を狙う国家権力を今こそ打倒しよう。
 9月15日の第1回公判(大阪地裁)に結集し、権力の弾圧を弾劾し、敵の破産をさらに決定づけよう。
 都議選決戦は、大坂同志=殺人犯キャンペーン、反革共同キャンペーンを見事に粉砕し、逆に労働者階級の中に「非転向の党=革共同」「共産党に代わる革命の党・労働者階級の党=革共同」という認識と確信を圧倒的に打ち立てた。党の総力を挙げた決起と労働者階級の積もり積もった新自由主義への怒りが結合し、安倍打倒へと爆発した。
 追い詰められた安倍は戦争・改憲攻撃にすべてをかけて突進してきた。ついに、日本における革命の扉をこじあけたのだ。韓国・民主労総の決起と連帯し、18年改憲阻止決戦でゼネスト―革命に勝利しよう。
 共謀罪は「治安維持法の復活」と言われるように、きわめて凶暴な治安弾圧法であり、戦争法そのものだ。しかし、いかに凶暴な弾圧法であっても、労働者階級が団結を崩さなければ必ず勝利できる。それどころか、その弾圧は労働者階級自身が体に刻み込んだ国家権力への怒り、憎しみとなり、命がけの決起となる。労働者とはそういう存在である。
 戦前の治安維持法も、日本共産党の敗北史観のもとで「すさまじい弾圧で戦争反対を貫くことができなかった」と描かれてきたが、実際の労働者の闘いはまったくそうではなかった。弾圧・虐殺をはねのけて、連日のストライキが民族・国境をこえて闘われた。ロシア革命に始まるプロレタリア世界革命の貫徹こそが問われていたのだ。スターリン主義による革命の歪曲・破壊を打ち破る革命党の建設こそが世界戦争を阻止し、革命勝利の道だとはっきりと言うことができる。
 星野同志、大坂同志、鈴木同志、十亀同志、板垣同志を先頭とする獄中闘争は、そうしたスターリン主義の裏切りをのりこえて不屈・非転向を貫き、革命勝利の革命党を建設する最先端の闘いだ。同時に、その獄中闘争と団結し、ともに闘う救援運動は革命運動そのものなのである。
 「犯人蔵匿」デッチあげ粉砕! 9・15公判に集まろう。(近畿救援会・M)
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9月15日(金)午後1時30分、大阪地裁201号法廷

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