10・15郵政労働者決起集会へ スキル労働委員会闘争が前進 この力で闘う労組を取り戻そう

週刊『前進』04頁(2881号02面04)(2017/10/02)


10・15郵政労働者決起集会へ
 スキル労働委員会闘争が前進
 この力で闘う労組を取り戻そう


 郵政で働くみなさん! 郵政労働者決起集会が10月15日、大阪市立港区民センターで開催されます。JP労組中央を打倒し、労働組合を取り戻すために、多くの郵政労働者の皆さんが参加されるよう訴えます。
 安倍政権は戦争と改憲に突き進むとともに、労働法制の大改悪を強行しようとしています。狙いは、戦争をするために労働者の団結組織である労働組合をつぶすことです。これを一緒になって進めようとする連合中央に現場から怒りがたたき付けられています。
 「森友・加計学園」の大腐敗に対する労働者の怒りに追い詰められた安倍は、衆院解散・総選挙で危機を突破し、戦争と改憲を強行しようとしています。絶対に許さない! 職場から闘いをつくりだし、労働組合を労働者の手に取り戻そう! ストライキ―ゼネストで安倍を倒そう!
 大阪、東京で闘われているスキル労働委員会闘争は、全国の郵政職場でスキル評価制度による団結破壊が横行していることに立ち向かい、また「有期雇用の無期転換制度(アソシエイト社員制度)」でスキル評価が雇い止め解雇の道具として猛威を振るおうとすることに対し、怒りをもって闘われています。
 2018年に向けて労働契約法、派遣法改悪によって非正規労働者の大量解雇と労働者の総非正規職化が始まっています。安倍「働き方改革」―残業代ゼロや月100時間残業の合法化が国会で通されようとしています。JRでは「第3の分割・民営化」といわれる鉄道本体業務の総外注化の攻撃が始まっています。労働者の根底からの怒りが巻き起こる情勢です。
 労働者の6割もが非正規職である郵政労働者こそが怒りの先頭で立ち上がることがスキル労働委員会闘争の目的です。スキル労働委員会闘争は大阪、東京に続き全国で準備が進められています。郵政労働者の闘う団結が広がっています。全逓の時代から、当局・資本による労組幹部を使った労組への団結破壊・支配介入と、それに必死で反撃する現場労働者の攻防が行われてきました。これを引き継ぐのがスキル労働委員会闘争です。
 大阪府労委では、平沼和典、村山晃の両申立人と関西合同労組・山口幸一書記長の3人の証人の証言をかちとり、スキル評価制度、「郵政無期転換制度」が団結破壊の不当労働行為であることを暴き切りました。この審問には愛媛の郵政労働者もかけつけてくれました。また関西合同労組郵政非正規部会の仲間もともに闘っています。正規・非正規の団結、地域をこえた団結が拡大しています。
 この力で、戦争と改憲絶対阻止! 労働法制改悪粉砕に立ち上がりましょう!
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10・15郵政労働者決起集会
 10月15日(日)午後2時30分
 大阪市立港区民センター2階 楓(大阪市港区弁天2―1―5)
 主催/関西労働組合交流センター

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