11・5へ各地区集会

週刊『前進』04頁(2891号02面03)(2017/11/06)


11・5へ各地区集会

現場の怒り代表し闘おう
 八王子で改憲阻止集会

(写真 台風が迫る中、風雨をものともせずデモに立ち、戦争・改憲阻止へ11・5への大結集を訴えた【10月29日 東京都八王子市】)

 10月29日、台風が迫る八王子市内で「労働者を殺すな! 改憲阻止集会」が35人の結集でかちとられました。
 衆院選を闘った斎藤いくま全学連委員長が基調を提起し、「社会の問題を労働の問題として訴え、小さくとも支持を増やした。安倍は改憲・戦争を進めるだろうが、現場の怒りを代表して闘えば阻止できる。11・5で別の選択肢、別の世界を示し、広げよう」と力強く訴えました。
 動労総連合青年部書記の片峯潤一さんが、「別の選択肢を目に見える形でつくる責任は労働運動にある」と述べて動労千葉や動労水戸の闘いを報告しました。
 国分寺本町クリニック院長で、ふくしま共同診療所医師の杉井吉彦さんは、福島の怒りとともに労働者の革命を訴えて闘った選挙戦の意義を強調しました。
 圧巻は斎藤いくま街宣隊を担った労働者ユニットによるパフォーマンスです。「希望診療所」の合唱に続き「斎藤いくまのテーマ」が披露され、会場は熱気に包まれました。
 現場労働者の熱い発言が続きました。「斎藤君の『日常を変える』の訴えが核心だ。職場の合理化や事故に対して闘い、ストを打つ力をつける」「組合つぶしの攻撃がかけられたがつぶされなかった。職場・地域で11・5へ闘う」「街宣隊で闘ったように会社に対して闘い続ける」「斎藤さんと闘えて楽しかった」
 日本機械労組の山口弘宣委員長が「連合幹部が戦争にかじを切った。絶対許せない。安倍・トランプ打倒の大隊列を登場させよう」と奮起を訴えました。
 集会後は全員でデモへ。斎藤君と青年を先頭に、雨を吹き飛ばす元気なリズムコールで11・5結集を呼びかけました。初参加者も加わり、斎藤君との固い握手で11・5での再会を誓いました。
(三多摩 U)

四国に動労総連合の旗を
 香川で労働者集会開く

 香川労働者集会が10月22日、高松市内で開催されました(写真)。主催は香川連帯ユニオンと日教組香川三観地区教職員組合です。
 最初に「映像でよみがえるロシア革命」のDVDを上映し、ロシア革命を引き継ぐ私たちの闘いの歴史的意義を確認しました。10・8三里塚闘争に参加した香川連帯ユニオンの小宮淳委員長が三里塚の闘いについて、香川・星野さんを取り戻す会の須藤角一さんが10月17日の四国地方更生保護委員会への申し入れ行動について報告しました。
 基調を香川連帯ユニオン書記長で印刷工の吉田康彦さんが行い、①安倍打倒へ闘われた衆院選の意義、②労働者こそ主人公であること、③国鉄決戦で革命の土台をつくること、④動労四国の建設に向け闘うこと、⑤11・5集会に大結集すること、を力強く訴えました。「戦争・改憲情勢を打ち破る、本気で体をはって闘う労働者・労働組合が必要です」「一人ひとりが職場の矛盾と対決し、仲間をつくることでゼネストは実現でき、戦争を止めることができる」「戦争首謀者を迎え撃つ11・5集会に全力で結集しよう」「労働者は職業・産別、国境・国籍、民族や宗教の壁を超え、団結して闘おう」という訴えに、参加者は圧倒的な拍手で応えました。初めて参加した大学生が「自分の大学を安倍打倒の拠点にする。その最初の出発点が自分だ」と決意を述べました。
 日教組香川三観地区教組の片山元久委員長が、①改憲と朝鮮侵略戦争阻止、②国鉄1047名解雇撤回、③11・5改憲阻止1万人大行進をかちとろう、④高松星野絵画展を大成功させよう、と集会をまとめ、団結がんばろうを行いました。
(香川 高橋敦)

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