革命の時代への転機が到来 勝利のための冬期カンパを

週刊『前進』04頁(2897号03面02)(2017/11/27)


革命の時代への転機が到来
 勝利のための冬期カンパを


 『前進』読者のみなさん! 2018〜20年の歴史的な階級決戦を闘い抜くための冬期カンパへのご協力を心からお願いします。
 2017年はロシア革命100年であるとともに、「戦争と革命の時代」への転機の年でした。この渦中で革共同は、ゼネスト―革命を実現する労働者党への変革をかけて闘い、18〜20年決戦をプロレタリア革命へと発展させる主体的準備を整えました。

階級的労働運動の底力示した11・5

 第一に、11・5労働者集会4800人の結集に示された階級的労働運動の存在と底力です。その根底に国鉄決戦を切り開く動労総連合の闘いがあります。
 動労総連合は今春統一ストライキを打ち抜き、動労水戸を先頭に常磐線延伸攻撃と闘ってきました。一方で、青年部結成と1047協議会の結成という戦略的前進をかちとってきました。首都・東京をはじめ全国で、動労総連合を先頭とした階級的労働運動の拠点建設が進んでいます。
 現情勢の最大の特徴は、朝鮮戦争の切迫情勢が連合の分裂・崩壊を生み出したことです。支配階級による連合を通した労働者支配が破綻し、戦争翼賛の労働運動が形成されないまま戦争突入情勢を迎えたのです。
 戦争突入は労働運動の大再編の時代です。
 第1次世界大戦でロシアの労働者階級は一気に「帝政打倒」のスローガンを掲げ、ロシア革命へなだれ込みました。1950年朝鮮戦争で日本の労働者階級は、「ニワトリからアヒル」といわれる総評の左傾化を実現しました。戦争が引き起こす労働強化・困窮化が労働者階級の意識と闘いを一夜にして変えます。今この時に、数千規模の階級的労働運動が存在していることが決定的なのです。

戦争・改憲阻止へ1千万人の決起を

 第二に、戦争反対・改憲阻止の1千万人の決起をつくりだす挑戦の開始です。都議選・衆院選での挑戦、改憲阻止!1万人大行進は、韓国のパククネ打倒の闘いのような巨大な大衆運動をつくりだす大飛躍です。その先頭に青年労働者が立っています。
 米日帝国主義の朝鮮侵略戦争・核戦争を阻止することは、労働者階級と全人民の切なる願いです。「北朝鮮の脅威」をあおる安倍と、自国の侵略戦争への立場こそ問われます。「自衛のための戦争」を認める日本共産党や立憲民主党は労働者の国際連帯を踏みにじり、全人民を戦禍におとしいれます。労働者の立場は、戦争しか選択肢がない支配階級の危機を利用して自国政府を倒すことです。

私たち労働者こそ社会変革の担い手

 第三に、プロレタリア革命を実現する革命党の本格的建設です。新しい労働者党の建設をかけて、衆院選に斉藤いくま全学連委員長を擁立し、東京・杉並で大旋風を巻き起こしました。「この国に革命を」の訴えが、新自由主義と日々格闘する青年・学生、そして全世代の労働者人民の共感を生み出しました。
 「労働者階級の解放は、労働者自身の事業である」(綱領草案)。社会変革の担い手である私たち労働者は人間解放のために革命党をつくり、お金を拠出し闘いを勝利させます。革共同は常に労働者、闘う人民とともにあります。自らの革命党・労働者党として革共同に結集してください。
 改憲・戦争、労働法制改悪をめぐる18〜20年決戦に勝利するために、多額のカンパを心から訴えます。
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