3・11反原発福島行動'18へ

週刊『前進』04頁(2901号03面01)(2017/12/11)


3・11反原発福島行動'18へ

(写真 3・11反原発福島行動18のビラ)

(写真 今年3月11日に行われた3・11反原発福島行動。郡山市の開成山公園・野外音楽堂で参加者が「原発いらない」のボードを掲げた)


 福島第一原発事故から7年目の来年3月11日、郡山市で「3・11反原発福島行動18」が実行委員会の主催で取り組まれる。安倍政権と県は「自主避難者」への住宅の無償提供を打ち切り、小児甲状腺がんの検査縮小までたくらんでいる。実行委員会からの呼びかけを掲載します。来年3・11郡山に集まろう。(編集局)

福島から改憲・戦争を止めよう 原発・オリンピックを打ち砕こう

 改憲と朝鮮戦争にむかうクーデターまがいの解散総選挙で、民進党が一夜にして解体され、労働組合のナショナルセンター連合が分裂と崩壊の危機です。体制を維持してきた既成の枠組みがガラガラと崩れ落ち、社会が根本的に変わることが求められています。いつ戦争になってもおかしくない時代のなかで、すべてを奪われた「3・11」の原点に返り、福島から改憲も戦争も原発もオリンピックも打ち砕く闘いを作り出していく、それが7年目の3・11反原発福島行動です。社会を変える力は労働者が持っています。労働組合の闘いを軸に、すべての福島の怒り、労働者・農民・住民の団結の力を総結集しよう。青年・学生の力、国際連帯の力で、戦争も核もない私たち労働者の世界を作ろう!

絶対反対の団結で生き抜いた6年半

 あの日から6年8ケ月、私たちは、唯一奪わせなかった労働者人民の団結だけを頼りに生き抜いてきました。労働者と住民を被曝から守るためにストライキで被曝労働拒否を闘う動労水戸を先頭に、国家や資本と絶対反対の団結で闘う労働運動・労働組合を作り上げてきました。動労福島が動労水戸とともにJR常磐線全線開通阻止に立ち、浪江でも富岡でも労働者と住民の期待をあつめ、ともに闘いたいという声となっています。全国・全世界の力で建設したふくしま共同診療所が、国や県と非和解で被曝の現実を告発し、労働者住民を守り抜く「避難・保養・医療」の実践で、地域のよりどころとなっています。昨年暮れから半年あまりで4万筆を超える「絶対反対」の怒りを集め、福島からの反乱の狼煙(のろし)となった「被曝と帰還の強制反対署名」は、闘いの炎を全国に広げています。

福島圧殺・切り捨てゆるすな!

 「年間20㍉シーベルトまでは安全」と福島県民にだけ20倍の被曝を強制して住民を無理やり帰す、形だけの「復興」を拒否して「帰らない」闘いが続けられています。浪江町・富岡町はわずか1〜2%、避難指示が解除された地域全体でも帰還した人は2割にも満たないのが現状です。福島県の小児甲状腺がんが、すでに200人近い発症にもかかわらず、国と県は、「被曝の影響はない」と言いはり、検査を「希望者だけ」に縮小しようとしています。しかし、被害を少なく見せようとする国や県によるデータの隠蔽(いんぺい)工作が発覚し住民の怒りは高まっています。自主避難者の住宅補助を一方的に打ち切り、立ち退き要求の裁判まで起こし、原発事故被害者による賠償請求裁判では、国の責任を絶対に認めようとしない。あげくの果てには東電による柏崎刈羽原発再稼働を認可する始末。森友・加計疑獄を見るまでもなく、この国は本当に腐っています。

福島から安倍とトランプの核戦争止めよう!

 安倍政権が、アメリカ・トランプと一体となって北朝鮮侵略戦争に踏み切るつもりです。福島の現実が示すとおり、国は国民を守りません。情報を隠し、ウソでごまかして、Jアラートやミサイル避難訓練で「北の脅威」をあおり、自治体とJRなどを動員しての戦争体制構築にやっきです。原発にあくまでこだわり、核武装を狙っています。国家を私物化する安倍や、戦争で一握りの資本家だけがぼろ儲けする社会はもうごめんです。散々被曝させられてきて、今度は核戦争など、誰が許せますか! 福島の怒りで、朝鮮戦争を絶対止めよう! 3・11反原発福島行動18へ怒りの総結集を呼びかけます。
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3・11反原発福島行動18/日時:2018年3月11日(日)午後1時〜集会(正午に開場)、午後3時〜郡山駅前までデモ/会場:郡山市民文化センター大ホール(福島県郡山市堤下町1―2)/主催:3・11反原発福島行動実行委員会

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