団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2903号04面06)(2017/12/18)


団結ひろば 投稿コーナー

訪韓闘争で鉄道労組と交流 関東・JR関連労働者 野々川結翔

 11月11日〜13日の3日間訪韓闘争に行ってきました。
 11日の前夜祭で、私が3年前に訪韓した時と決定的に違うのは、JR総連の旗が見当たらなかったことです。これは、JR総連の四茂野が民主労総の一組合員から国鉄分割・民営化に賛成したことを批判されたことと関係しているのではないかと考えます。
 12日は韓国の鉄道労組と交流会をしました。そこでは日本と韓国の労働者だけではなく、ドイツの鉄道労働者も来ていました。ドイツの労働者は旧東ドイツの出身ということもあって南北の分断には非常に関心を持っていました。
 そして午後からは労働者大会とデモでしたが、今回の大会は文在寅(ムンジェイン)政権になってから最初の大会でした。ろうそく革命で朴槿恵(パククネ)が打倒されて、文在寅政権が誕生しましたが、まだ何も変わっていない、労働積弊が精算されるまで闘うということが確認されました。
 11月労働者集会での動労千葉と民主労総の国際連帯のつながりが、民主労総の闘いの原動力となり、これが次の革命に進む力になっていると確信しました。
 かつてロシアでは、2月革命でケレンスキー政権が誕生しましたが、続く10月革命でケレンスキーが打倒され労働者政権が誕生しました。これと同じことが韓国においても実現できると確信しています。
 そして、日本の労働者階級も安倍政権を打倒するために、連合から労働組合を奪い返し、闘う労働組合、つまりは動労総連合を全国に拡大していかなければなりません。

青年が先頭、楽しく星野デモ 青年 H

 「星野さん・大坂さんを今すぐ返せ! 11・26全国集会」に参加しました。今回は青年が、司会を務め、集会後のデモも先頭に立ってできて良かったです。
 これまでの徳島をはじめとした全国の救援会の取り組みでこの冬、獄中で使い捨てカイロを使用することができるようになりました。休憩中、その記念品のカイロもたくさんの人に配れました。ただでは悪いのでカンパしたいという人もいました。
 デモでは「星野文昭 無実」「大坂正明 無実」と書かれた星形のパネルを持ちました。強風でパネルが飛んでいきそうになったり、文字がバラバラになったりもしましたが、みんなで協力し支えながら新橋まで行くことができました。
 組合活動を始めて何度もデモには参加しましたが、今回が一番良かったです。今まで騒がしいデモは苦手で、ただついて歩くだけであまり楽しくなかったのですが、今回は青年の一人として先頭に立って行進できて、初めてデモそのものが楽しく、また「団結」を感じることができました。みんなが笑顔で楽しみながら、参加できたことがよかったです。青年みんなが楽しそうだった。
 無実の星野さん、大坂さんを一日も早く救えるようこれからも頑張っていきたい。

SANRIZUKA 詞 塚本正治 曲 安福正巳

露に濡れたトウモロコシをもぎ取り
夜明けの前の収穫を終え
帰り道に見渡す畑畑を
大きな太陽が光刺す
泥だらけの体は一年の
たたかいという実りを得るのだ
人はその地をNARITAと呼び
僕たちはその地をSANRIZUKAと呼んだ
木の根を引き抜いた野太い手を
国は札束で切り落とそうとした
木の根を引き抜いた野太い手と
生きてゆきたいと思った
その砦からは明日が見えた
その砦からは世界が見えた
人はその地に「空の港」を想い
僕たちはその地に「たたかい」を想った
人はその地をNARITAと呼び
僕たちはその地をSANRIZUKAと呼んだ

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