〝雇い止めを許さない〟 小田原で神奈川春闘交流会

週刊『前進』04頁(2917号02面02)(2018/02/19)


〝雇い止めを許さない〟
 小田原で神奈川春闘交流会

(写真 動労神奈川が決意表明。動労総連合の仲間や、東京と大阪からも青年が駆けつけた【2月12日 小田原市】)

 2月12日に神奈川県小田原市内で「労働運動の力で、非正規職撤廃!人間らしく生活できる賃金を!18春闘交流会」を開催しました。動労神奈川と国鉄闘争全国運動・神奈川が呼びかけ56人が参加しました。
 集会に先立ち、「動労神奈川の桑原豪臣副委員長の雇い止めを許すな」と小田原駅前で街頭宣伝を行い、東日本環境アクセス小田原事業所前で抗議行動も闘いました。
 この集会は、動労神奈川の桑原副委員長への雇い止め策動を粉砕し、実力で無期転換をかちとる闘いです。さらに、労働者が人間らしく生きるために大幅賃上げと、時廣慎一書記長の解雇撤回、非正規職撤廃をかちとる闘いです。
 集会では、動労神奈川の中村幸夫委員長が「労働委員会で労働者を人間と見ないJRを追いつめている」、桑原副委員長が「低賃金と労働強化で労働者が次々と辞めていく現状を変える」、時廣書記長が「解雇されたら闘争が増えていくことをJRに思いしらせる」と決意を語りました。
 動労神奈川と一体で人事異動拒否の労働委員会闘争を闘う郵政労働者は「民営化と非正規職化の矛盾が極限から爆発している。職場で闘うことこそ労働組合をよみがえらせる闘いだ」と報告しました。
 湘北合同労組の小林利行委員長が「2018年問題と合同労組建設の課題」と題する問題提起を行い、「無期転換問題連絡会」運動を神奈川県下につくり出そうと訴えました。春闘の最大の課題は、動労総連合の建設と合同労組運動を両輪として、「働き方改革」攻撃と18年3月末の大量解雇に立ち向かうことです。
 最後に国鉄闘争全国運動・神奈川の二本柳実事務局長が「労働組合こそが安倍の戦争と改憲を止める闘いに立とう。合同労組を全県下につくろう」と提起し、参加者は自らの力で春闘を切り開く決意を固めました。
(国鉄闘争全国運動・神奈川)
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