団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2935号04面04)(2018/04/23)


団結ひろば 投稿コーナー

シリア爆撃弾劾、横須賀デモ
 「改憲・戦争阻止!大行進」横須賀実行委 二本柳実

 4月15日、Jアラート訓練反対から始めた横須賀連続行動の第4回街宣・デモを40人で打ちぬきました。
 駅前では神奈川労組交流センター三浦半島教育労働者部会の仲間が「米軍のシリア爆撃弾劾」の第一声。続いて県内から結集した仲間が「横須賀から始まった改憲・戦争阻止の闘いに連帯します」と力強くアピール。締めで教組の仲間が「3月に卒業生を送り出しました。でもその社会がこんなブラックでいいんでしょうか。改憲と戦争へ向かう社会を私たちの力で変えましょう」と訴えました。
 さあ、デモ出発です。「子どもたちの未来を戦争で奪うな!」の横断幕を先頭に「安倍を監獄へ」と大書した安倍人形を掲げ、太鼓のリズムに合わせて「安倍ヤメロ・戦争絶対反対・改憲阻止」の大合唱です。
 沿道は「大行進」が定着し始めている感が半端ではありません。途中からデモに入る人、ビラまきの仲間と論議しながら一緒に歩く高校生も。解散地点では小学生4〜5人が「何で安倍ヤメロなの?」など質問攻めにし、戦争反対!と全員でコールしながら去りました。森友・加計など権力の私物化に、「安倍を監獄へ」は労働者民衆の声であると実感しました。
 デモ後の実行委員会では、新たに結集した「成年」も加わり、「もっと若い人が戦争反対の気持ちになるような企画をやろう」などアイデア続出です。「大行進」運動で私たち自身がどんどん変わっていくことが分かります。

改憲阻止へ教育労働者集会
 東京南部 遥 游

3月23日、品川区で「教え子を戦場に送るな!教育労働者集会」を実行委員会が主催して行いました。
 安倍は追い詰められようとも改憲・戦争攻撃を絶対にやめない。3・25日比谷集会で動労千葉の田中康宏委員長が提起したように、9月までをメドに各地で「改憲・戦争絶対反対の広範な、今までにない広がりをもった実行委員会運動」を出発させることが問われています。この集会はその突破口を開きました。
 ①東京南部地域での教育労働者集会は、ここ十数年で初めての試みでした。②三浦半島地区教組の労働者の講演を軸に、南部の教育労働者が、司会と総括を行い、メッセージも寄せてくれました。③これまでの関わりの積み重ねが実を結び、3・25集会の結集にも結びつきました。
 講演では、「教育現場にも『戦争政治』が押し寄せ......多くの若い教員がその忙しさと、無自覚ゆえに取り込まれかねない状況があり、打破する闘いを現場で闘っている」と報告されました。ある団体が学校にコピー機と紙を寄付したが、その紙に日本会議のロゴが入っていたとか、教育委員会から戦争反対を授業で教える「偏向教師」がいるか問い合わせがあったとか。
 街頭で多くの改憲反対署名が集まり、「安倍を辞めさせたい」という声があふれます。南部でも「改憲・戦争絶対反対実行委員会」結成に向けて集会を突破口に討議を開始しています。

動労神奈川が定期大会開く
 動労神奈川 三苫 昭

 動労神奈川の第4回定期大会が、4月15日に神奈川県の横須賀市産業プラザで開催された。
 動労神奈川はこの1年間、時廣慎一書記長の解雇撤回・非正規職撤廃の労働委員会闘争が証人尋問に進み、桑原豪臣副委員長は雇い止め解雇を阻止し無期転換権を獲得した。
 安倍が改憲・戦争に突き進む中で、それを打ち砕く労働組合の団結を固める定期大会となった。
 大会では、最初に中村幸夫委員長があいさつに立ち、「日々、動労神奈川が闘い続けていられるのは多くの方々の支援があるからです。本当に感謝しています。われわれの敵は会社、安倍、ブルジョア階級です。労働者が人間的な生活ができるように、労働運動を通じて闘っていきたいと思います。動労神奈川がさらによりよい組合になるように闘っていきます」と決意表明した。
 来賓あいさつでは、動労総連合から動労千葉の繁沢敬一副委員長が「動労神奈川の闘いは非正規職にとっての希望の闘いであり、今は組織拡大の千載一遇のチャンスです。これからもみなさんと一緒にがんばっていきます」と決意を述べた。動労総連合・北海道の成田昭雄副委員長は「動労神奈川の青年は会うたびに成長している。それは彼らの努力があるからです」と激励した。
 大会では1年間のスト権を100%の支持で確立し、解雇撤回・非正規職撤廃を誓った。
 大会に先立って、動労神奈川支援共闘の第3回総会が開かれ、会員拡大に取り組むことを確認した。

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