安倍打倒、革命の勝利かけ、革共同への夏期大カンパを

週刊『前進』04頁(2949号03面03)(2018/06/18)


安倍打倒、革命の勝利かけ、革共同への夏期大カンパを


 改憲・戦争のたくらみを、安倍打倒で阻止する闘いは今が正念場。勝利のために圧倒的な夏期カンパを訴えます。
●資本主義終わらせる闘いを
 12日の米朝会談は、戦争の危機を解決するものではありません。戦後世界体制の崩壊と世界大恐慌の進展、帝国主義・大国間の利害対立の激化が戦争の危機の根源だからです。全世界の労働者階級のプロレタリア世界革命をめざす闘いだけが、この根源を除去する力です。日本の国鉄闘争を推進力とした日米韓などの労働者階級の自国政府打倒の闘い、国際連帯の発展にこそ戦争を阻む力があります。
 国の債務の1千兆円突破、続出する製造業の不正露見が示すように、先進国の座から転落し、社会崩壊が急速に進行する日本。支配階級は、朝鮮侵略戦争に突き進むことで自分たちだけは延命したいのです。しかし、モリカケ、自衛隊日報問題など安倍・自民党への労働者人民の怒りは沸騰し、幾百万幾千万の労働者人民が立ち上がりつつあります。問われているのは闘いの路線です。勝利の路線は、野党共闘なのか革共同なのかです。
 現状破壊を辞さない改憲・戦争の攻撃に対して、資本主義経済と戦後憲法体制を守る護憲の立場では無力です。この攻撃は資本主義の体内から噴き出したものであり、資本主義を終わらせ、人間が人間らしく生きられる社会の樹立をめざすことこそが勝利の道です。
 改憲・戦争阻止の闘いの成否は、革命の立場を貫く唯一の革命党である革共同が、『前進』を武器に1千万労働者人民と結びつけるかどうかにかかっています。革共同は、改憲・戦争阻止!大行進の全国的な形成こそ勝利の鍵と確信し、闘う労働者人民と共に全力を尽くします。
●国鉄決戦勝利の展望開く
 結集軸は国鉄決戦を先頭とする階級的労働運動です。動労千葉を軸に、地方線切り捨て反対の地域共闘が既存の党派の枠組みを超えて生み出されました。この闘いに全国で挑戦します。
 国鉄分割・民営化から31年、JR総連・東労組崩壊という大激震が走りました。安全も住民も切り捨てて利潤の追求に走るJR資本に対して、国鉄労働者は絶対に立ち上がります。国鉄決戦の歴史的勝利の展望が見えました。「働き方改革」をめぐって連合も崩壊の危機にあります。全産別で民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いが爆発するのは不可避です。それは韓国旭硝子(ガラス)解雇撤回闘争が示すように国際連帯の闘いをさらに発展させます。
 こうした全体を支える土台が非公然・非合法の闘いの堅持です。これを放棄した全党派が、労働運動では資本や当局に追従して非正規職労働者を抑圧する先兵となり、「朝鮮戦争はない」「放射能は安全」を合唱して人民を武装解除させようとするのを許してはなりません。
 18年後半戦は、星野文昭・大坂正明両同志奪還の決戦でもあります。改憲・戦争阻止の闘いの爆発の力で勝利しましょう。

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