関西で青年集会とデモ 各労組から次々と闘いの報告 改憲・戦争阻止へ団結深める

週刊『前進』04頁(2951号02面05)(2018/06/25)


関西で青年集会とデモ
 各労組から次々と闘いの報告
 改憲・戦争阻止へ団結深める

(写真 太鼓隊を先頭に120人が御堂筋をデモ。靭公園から難波まで大注目を受けて進んだ 【6月10日 大阪市】)

 大阪市内の靭(うつぼ)公園で青年労働者集会を6月10日に行い120人が参加しました。関西青年実は泉佐野市議選に総決起し一人ひとりがいろんなことに初挑戦して青年集会を迎えました。
 まず、大阪市職の仲間が基調報告に立ち「一つひとつの闘いはまだ小さくとも、その中に確実にゼネストを実現する道が見えてきています。戦争情勢と真正面から向き合って闘い勝利してきました。あらゆる拠点職場・地域から、改憲・戦争を阻止する闘いを開始しよう」と訴えました。
 続いて、大阪市教組の青年が沖縄闘争を報告。
 各労組からの発言では、港合同昌一金属支部の青年が「ここ数年は賃金は満足に上がらず、人員は減るばかりでした。執行部が軸となり、構内デモで闘い続けました」と報告しました。
 全日建運輸連帯労組関西生コン支部青婦部の労働者が「昨年末のストライキでバラセメントのトン当たりの輸送運賃をアップさせるために闘い大成功した。このストライキに敵対した広域協組は、威力業務妨害、組織犯罪行為だとして、10億円の資金を投入して在特会、右翼に金を渡し、脱退強要を実行した」と怒りをもって訴えました。
 奈良市従の青年は「自分のこの間の闘いで、労働者の武器は団結だと確信した」と発言。日教組奈良市の青年は「市費教員の首切りに対して40日間にわたり、市教委交渉、総決起集会など、ストライキを展望する実力闘争として市庁舎前座り込みを連続的に闘った」と報告しました。全国水平同盟の青年は「泉佐野選挙では、泉佐野の部落の地域に入り私たちの闘いを訴え、団結が固まった」と発言しました。
 そして、関西合同労働組合恭誠社分会が、派遣労働者として働く仲間の首切りを絶対に許さない闘いとして、5月30日にストライキを貫徹したことを報告しました。京都府職労舞鶴支部の労働者が、新規採用された公務員の解雇撤回の闘いを報告しました。
 まとめを八尾北医療センター労働組合の仲間が行い、「絶対反対の旗が立っているからこそ、団結が広がった。昨年に続いて挑戦する八尾北夏祭りは、この社会を根本から変える地域ソビエトの役割を果たしていくと確信しています。今日の集会を出発点にして改憲・戦争阻止!大行進をつくり出していきましょう」と締めくくりました。
 集会後は、難波まで大阪市内を縦断する御堂筋デモです。たくさんの人の注目を浴び大成功でした。
(大阪市 前田権太)
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