今こそ新たな日大闘争を 元日大全共闘と日大生に聞く

週刊『前進』04頁(2953号01面02)(2018/07/02)


今こそ新たな日大闘争を
 元日大全共闘と日大生に聞く

(写真 日大経済学部が闘争の先陣を切り、校舎前で大集会【1968年6月】)


 日本大学アメフト部の悪質タックル問題を契機に明らかとなった日大の暴力支配と腐敗。問題は理事長をトップとする日大資本そのものにあり、ひいては日帝資本総体に根ざしています。
 日大生は1968年、政権・資本との癒着・腐敗を深める大学当局と右翼体育会の暴力支配に抗してバリケードストライキに立ち、権力の弾圧にも立ち向かい、闘いました。日大は古田重二良(じゅうじろう)会頭を頂点とする体制のもとで学生を金もうけの道具とし、マスプロ(大量生産)教育を展開。同時に学生の思想・表現の自由を奪う暴力支配を貫いていました。使途不明金の発覚を契機に占拠闘争は全学部に広がり、古田は大衆団交で謝罪。闘いは東大闘争と合流し、安保・沖縄決戦と連動、日帝の階級支配を揺るがしました。
 元日大全共闘の鳥越敏朗さん(経済学部闘争委員長)と現役日大生の高橋大樹さん(文理学部)に法政大学文化連盟の武田雄飛丸委員長がお話をうかがいました。
3面に続く

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