始まった決起を世界革命に 転化する夏期大カンパを!

週刊『前進』04頁(2953号03面02)(2018/07/02)


始まった決起を世界革命に
 転化する夏期大カンパを!


 改憲阻止決戦の大爆発で、ゼネスト―革命を実現しよう! 革命実現のためのカンパを訴えます。
●改憲阻止決戦で革命開こう
 世界は戦争の時代に入っています。トランプのむき出しの保護主義と戦争政策は、新自由主義の破綻(はたん)を示しています。アメリカ帝国主義の内部から、「もう生きていけない!」というゼネストと労働者民衆の決起が巻き起こっています。トランプは、米帝自身の階級支配が崩壊し、革命の現実性にさらされていることに恐怖しているのです。
 6月12日の米朝会談は、ますます戦争の危機を促進しています。情勢を規定しているのは、韓国・民主労総のゼネストから始まった朝鮮革命へのうねりです。
 この情勢に追いつめられた日帝・安倍の改憲・戦争攻撃は極めて破綻的です。18年夏〜秋の闘いを改憲阻止決戦にしぼり上げ、国際連帯とゼネストで革命を開く一大階級決戦として闘いましょう。
●「働き方改革」は改憲攻撃だ
 戦争と改憲は労働組合の解体なしには不可能であり、労働法制の全面解体を狙う「働き方改革」は改憲攻撃そのものです。
 第3の国鉄分割・民営化攻撃とJR東労組の解体情勢は、連合の解体情勢を生み出しています。国鉄闘争を軸にして、階級的労働運動が主流派として登場していくチャンスです。
 昨年の衆議院選挙で、民主党は一夜にして消滅しました。いま連合自身が分裂・解体状況にあります。これは権力が連合を丸ごと改憲勢力に取り込もうとして失敗した結果であり、国鉄決戦を軸に階級的労働運動をつくり出すチャンスです。
 労働者をしばりつけてきた既存の組織と常識が根底から崩れ去り、労働者階級の荒々しい闘いと決起が生まれる時代が到来したのです。それは、労働者が今までの価値観を根底からひっくり返し、自分の力を信じて、社会の主人公として躍り出る時代です。
●最高の団結体=党の建設を
 プロレタリア革命とは、労働者が人間としての誇りを取り戻すための、労働者自身による自己解放の事業です。そのカギは、世の中を根底からひっくり返しつくり変える革命の思想と路線にあります。それを実現する基礎は、労働組合の団結を軸にした階級的団結です。革共同は労働者階級と一体の党であり、階級の最高の団結体です。
 革命情勢を革命に転化する最大の攻防として、拠点建設、国際連帯、非合法・非公然の党建設があります。労働者階級の壮大な決起をつくり出す改憲阻止決戦は、権力・右翼・天皇制との攻防を最先端とする、共謀罪をはじめとした弾圧との闘いになります。
 始まった壮大な決起を、単なる反乱に終わらせることなく、帝国主義打倒、プロレタリア革命に結実させましょう。労働者階級全体の財政闘争として、革共同への夏期大カンパを訴えます。

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