安倍打倒へ国会闘争 改憲絶対阻止へ闘い誓う

週刊『前進』02頁(2960号01面02)(2018/07/26)


安倍打倒へ国会闘争
 改憲絶対阻止へ闘い誓う

(写真 安倍打倒・改憲発議阻止へ8500人の労働者人民が結集した【7月19日 国会正門前】)

 延長国会が終盤を迎えた7月19日、8500人の労働者・学生・市民が国会正門前に集まり、安倍打倒・改憲阻止の行動を闘った。安倍政権は通常国会を32日間延長して過労死を促進する働き方改革法を強行成立させ、西日本豪雨災害の被災者を切り捨てる一方、参院定数6増改悪やカジノ法案を強行採決した(20日に成立)。そして安倍の自民党総裁3選から改憲・戦争に向かっている。絶対に許せない! 国会前行動参加者は怒りをみなぎらせ、秋の臨時国会での改憲発議阻止へさらに闘いを強めることを誓い合った。
 全国労組交流センター、改憲・戦争阻止!大行進、全学連は午後5時30分から集会を行った。全国労組交流センターの飯田英貴事務局長は「労働者の命と安全を切り捨て大軍拡と改憲に突き進む安倍政権を倒そう。労組と学生自治会が先頭に立とう」と訴えた。改憲・戦争阻止!大行進事務局から動労東京の吉野元久委員長が、JR東日本の経営ビジョン「変革2027」は労組のない社会をつくる攻撃であると弾劾し、改憲阻止の先頭で国鉄決戦を闘うことを訴えた。
 全学連や京大同学会の仲間がキャンパスから改憲阻止決戦をつくり出す決意を述べた。
 動労千葉の川崎昌浩書記長は、今回被災した岡山県倉敷市真備町の自治体職場を解雇撤回闘争の物販で回った経験を振り返り、市町村合併で役場の職員のほとんどが減らされたと弾劾した。JRの乗務員勤務制度解体に対し職場からストライキで闘い改憲発議を阻むと述べた。婦人民主クラブ全国協議会、合同・一般労働組合全国協議会、とめよう戦争への道!百万人署名運動が決意を表明した。
 午後6時30分から総がかり行動実行委員会の主催する国会前行動が行われた。全国過労死家族の会東京代表の中原のり子さんは「労働者をこれ以上食いつぶす働かせ方をするわけにいかない」と訴えた。
 闘いはこれからだ。8月闘争を跳躍台に改憲・戦争阻止!大行進を職場・地域につくり出そう。
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