安倍の核容認発言弾劾 広島・長崎 被爆者の怒りが爆発

週刊『前進』02頁(2964号01面04)(2018/08/16)


安倍の核容認発言弾劾
 広島・長崎
 被爆者の怒りが爆発


 8月6日、広島で安倍首相は被爆者団体の代表と面会した。代表が核兵器禁止条約(昨年7月に国連で採択)に日本政府も参加するよう求めたのに対し、安倍は「参加しない」と開き直った。被爆者代表は記者団に「われわれの要求に全然聞く耳を持たない。腹立たしいことこの上ない。もう広島に来てほしくない」と怒りをあらわにした。長崎でも祈念式典で「平和への誓い」を行った被爆者代表が日本政府を強く批判し、参列する安倍の顔をにらみつけた。
 安倍の対応は、日帝が日米安保のもと米帝の核戦争体制下で、核先制使用をも辞さない米帝の朝鮮侵略戦争に共同参戦することを意図しているからであり、また安倍政権が9条改憲を突破口にして核武装化を狙っているからだ。「核廃絶に向かって橋渡し役になる」などという発言は大うそである。絶対に許すな! 8月広島―長崎闘争は核武装・核戦争をたくらむ安倍を徹底弾劾し、被爆者の怒りと固く結んで闘われた。
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