各地で「大行進」立ち上げ 改憲阻止へ無限の力解き放つ

週刊『前進』04頁(2975号02面01)(2018/09/24)


各地で「大行進」立ち上げ
 改憲阻止へ無限の力解き放つ

 安倍政権による改憲案の国会提出と改憲発議が目前に迫る情勢を迎え撃って、全国で改憲・戦争阻止!大行進の実行委員会が続々と結成されています。千葉、広島、東京東部での結成集会の報告を掲載します。(編集局)

千葉
 労働運動の再生をめざす
 職場の報告生き生きと


(写真 呼びかけ人を代表して三里塚反対同盟の北原健一さんが発言【9月16日 千葉市】)

 9月16日、「改憲発議を止める! 9・16千葉集会」が105人の参加で行われ、「改憲・戦争阻止!大行進千葉」が発足しました。
 改憲を止める力は労働者人民のもっている無限の力を爆発的に解き放つことです。大行進千葉は、国鉄千葉動力車労働組合、ちば合同労働組合、ユニオン習志野などの労働組合が軸になって、労働運動の再生をめざす改憲阻止闘争として開始されました。
 集会では、1047名解雇撤回闘争と乗務員勤務制度解体攻撃と闘う動労千葉、反戦教育を禁圧する攻撃と闘う教育労働者、何度も解雇攻撃を打ち破ったユニオン習志野、そのほかにも多くの労働者が改憲攻撃と一体の働き方改革と職場で激突し、労働運動の再生へ闘い抜いていることが生き生きと報告されました。職場での不退転の決起が改憲攻撃との最先端での激突です。改憲案の国会提出と改憲発議が目前に迫る情勢だからこそ、職場で闘い団結をつくりだそう。
 三里塚芝山連合空港反対同盟の北原健一さんが大行進千葉の呼びかけ人を代表して発言しました。北原さんは、動労千葉が国鉄分割・民営化と絶対反対で闘い続けていることに熱烈な支持を表明し、動労千葉が呼びかける改憲阻止の闘いだからこそ勝利の展望があると述べました。そして、亡くなられた北原鉱治さんの戦争絶対反対の闘いを継承する決意を表明しました。三里塚闘争こそ「反戦の砦(とりで)」です。農地死守・実力闘争の三里塚闘争が大行進千葉の中心に立ったことは決定的です。
 さらに、内房線と地域を守る会が発言し、地方切り捨てに対する怒りと戦争・改憲に対する怒りは一つであることを実感しました。
 集会は、自分たちの存在と闘いこそが改憲と戦争を止める唯一の力だと感じさせる発言にあふれていました。
(改憲・戦争阻止!大行進千葉 齋藤佳久)

広島
 青年・学生が主体の運動を
 ヒロシマ大行動の地平の上に

(写真 4人の共同代表が前に並び団結ガンバロー。階級的労働運動の再生と国際連帯で闘う決意を固めた【9月17日 広島市】)

 9月17日、広島市で50人を超える結集で、改憲・戦争阻止!大行進広島実行委員会の結成集会が開催された。8・5―6ヒロシマ大行動の歴史的高揚をかちとった地平で、広島からも大行進運動がスタートした。
 経過・基調報告に立った宮原亮さん(8・6ヒロシマ大行動事務局長)が「階級的労働運動の再生と国際連帯で闘う、新自由主義の現実への怒りをたぎらせる青年・学生が最大の主体となる運動を」と訴えた。
 「君が代」不起立処分撤回裁判原告の平野綾子さんが「教育で戦争がつくられた歴史をくり返さない。改憲・戦争に反対する広島教職員百人声明運動を始めたい。破壊された団結をこの中で取り戻す」と発言に立った。広教組組合員の倉澤憲司さんが、学校現場での国家主義教育の強まりや管理強化・多忙化の実態を怒りをこめて暴いた。自治体から2人が発言し、「人員削減と非正規職化の職場の現実を変える闘いと改憲・戦争阻止の闘いはひとつ」「改憲だけは絶対に許さないという現場からの地道で大胆な運動をつくり上げていく」と宣言。動労西日本の大江照己委員長は「改憲と戦争のための労組つぶしを絶対許さない、地方切り捨ての芸備線の廃線阻止!」を掲げて9・10ストを貫徹したことを報告した。安芸太田町議会議員の大江厚子さんは「町議会でも激突が始まっている。改憲反対の決議をあげたい」と述べた。
 平野綾子さん、自治体労働者の福井利明さん、動労西日本の大江委員長、大江厚子さんを共同代表とすることを確認し、10・21広島デモから11月1万人大行進への行動方針提起と団結ガンバローで集会を終えた。
 結成集会後ただちに、原爆ドーム前までのデモを行った。
(広島・井尻勲)

東京東部
 〝ストライキをやりたい〟
 学習会を重ね結成集会

 「改憲・戦争阻止!大行進東京東部」の結成集会が9月13日に江東区で開催された(写真)。司会が「憲法や天皇制について3度の学習会を行い改憲攻撃の本質をつかんだ」と経過報告と問題提起を行った。
 集会はまず呼びかけ人が発言に立った。江東区職の岸上真寿美さん、江戸川区職の佐藤賢一さんは自治体労働者の立場から、教育労働者の米山良江さんは教育労働者の立場から、改憲・戦争阻止の闘いの先頭に立つ思いを語った。
 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議・共同代表の戸村裕実さんは「私の転換点は三里塚闘争だった。三里塚には憲法は存在していなかった。沖縄も最初から憲法から排除されてきた」と発言。国鉄闘争全国運動・東京東部の会の共同代表の橋本武朋さんは「私は総がかりなどの改憲反対の集会にも参加する。そこで感じる違和感は、9条改憲反対と言うが、自衛戦争反対ではない人もいることです。戦争には絶対反対なんだと言い切る勢力が必要だ」と述べた。山本志都弁護士は「改憲は新自由主義の現在に即した『戦争する国』の実現をめざすものです。そのような国家像をはっきりと拒否します」とメッセージを寄せた。
 討論では、残業時間が150時間にも及ぶ職場の労働組合の書記長が「闘わない上部組合を離れて、ストライキをやりたいんです」と発言し、大きな拍手を浴びた。職場で労働組合が働き方改革と闘い、ストライキで反撃していくことが改憲を阻止する闘いの基礎だ。最後に、さっそく地元でのデモと次回の講座が提起された。いよいよ改憲阻止の行動開始だ!
(大行進東京東部事務局)

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