築地解体は改憲への道 豊洲移転を絶対に許すな 安倍と小池を打倒しよう

週刊『前進』02頁(2980号01面01)(2018/10/11)


築地解体は改憲への道
 豊洲移転を絶対に許すな
 安倍と小池を打倒しよう

(写真 9月13日、築地波除稲荷神社前で仲卸や茶屋の労働者がマイクを握り、豊洲移転絶対反対を訴えた)


 東京都知事・小池百合子は、仲卸をはじめ築地で働く人々の「豊洲移転反対」の声を踏みにじって築地市場「閉場」を強行し、全マスコミが「築地は終幕」と大キャンペーンした。10月11日の豊洲市場開場、築地市場解体が強行されようとしている。築地解体は改憲への道だ。小池による移転の既成事実化と脅しを打ち破ろう。絶対反対の闘いにこそ全てを覆す力がある。

「築地に残る」仲卸と団結し

 依然、築地の圧倒的多数の仲間は「豊洲には行きたくない」と語り、移転に反対だ。解体工事が狙われる11日以降も「築地にとどまり営業を続ける」と立ち上がった仲卸の仲間とともに築地解体阻止へ立ち上がろう。築地の労働者は労働組合に結集して解雇・失業を許さず闘おう。
 小池は「安全性の確保」を理由に、18日から築地市場への工事関係者以外の立ち入りを禁止すると言っている。築地を更地にして2020年東京オリンピックの駐車場と環状2号線を通す計画だ。
 だが、それはなんの適法性もない違法事業だ。そもそも市場廃止の「認可」などされていない。東京都は営業権を持つ仲卸業者に対し、損失補償をしなければ築地市場を廃止できない。この問題をすり抜けるため、廃止ではなく「業務規定(位置および面積)の変更」というごまかしで農水省に認可申請をしたのだ。

命と食の安全かけて闘おう

 仲卸には築地で代々培った暖簾(のれん)がある。この暖簾を守り、築地にとどまって営業を続ける仲間がいる限り、築地市場を崩すことはできない。さらに「残置物の権利放棄」に同意していない業者は100近くにも上る。彼らの私有財産である備品などを、許可なく移動または処分することは違法である。小池による暴力的な築地市場解体を絶対に許してはならない! 闘いはこれからだ。
 豊洲は開場を前に完全に破綻している。先月23日には豊洲市場6街区(水産仲卸売場棟)のマンホールから汚染地下水が噴出した。豊洲市場敷地はベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛などの有毒な重金属が地下に残る法律上の「汚染区域」だ。そこから、未処理の地下水が1時間以上にわたり噴き出し続けたのだ。東京都は噴き出た水の成分すら発表していない。この一点で移転は本来絶対に不可能だ。これに加えて、豊洲のすし店店舗で下水の逆流が起こっている。
 地下水位はポンプでくみ上げ続けても半数の地点で海抜2㍍を超え、いつ5街区、6街区、7街区の通路に地下水があふれ出てもおかしくない状況にある。汚染された土壌がターレーやフォークリフトに付着して売場内に持ち込まれることは防げない。これでどうして食の安全が守れるのか。
 水産仲卸売場棟では11カ所にも及ぶ亀裂が発見された。東京都はそれを1年近くも隠し続けてきた。豊洲の埋立地は水分を多く含むため、大地震の際には液状化も発生する。水産仲卸売場棟は建築基準法令に違反し、最低の耐震基準も満たしていない違法建築だ。
 築地にとどまり営業する仲卸と団結し、力を合わせて築地解体を阻止しよう。安倍と小池を今こそ打倒しよう。

このエントリーをはてなブックマークに追加