2・18耕作権裁判・デモへ 三里塚 市東さんの農地守ろう

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週刊『前進』04頁(3008号04面04)(2019/02/04)


2・18耕作権裁判・デモへ
 三里塚 市東さんの農地守ろう


 2月18日、千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で天神峰・市東孝雄さんの耕作権裁判が開かれる。三里塚芝山連合空港反対同盟は、開廷に先立つ午前9時に千葉市中央公園に結集し、地裁を包囲するデモに立ち上がることを呼びかけている。「農地死守」の決意をともにし、デモと傍聴に全力で駆けつけよう。
 昨年12月20日、千葉地裁民事第5部(高瀬順久裁判長)は請求異議裁判で、市東さん側の主張をことごとく退け、農地強奪強制執行を認める反動判決を下した。「1億8千万円の離作補償を受けとり、農業をやめてとっとと出て行け。空港には公共性があるから明け渡せ」というのだ。絶対に許すことはできない! 市東さんは直ちに怒りに燃えて控訴し、「判決がどうであれ、私はこの天神峰の地で農業を続ける」と宣言した。この不屈の闘魂が、全国の闘う労働者・農民・学生・人民を限りなく激励し、NAA(成田空港会社)と国家権力を震え上がらせている。
 耕作権裁判は、請求異議裁判の強制執行を阻止する闘いと一体不可分だ。

「不法耕作者」と市東さんを攻撃

 2006年、NAAは市東さんの南台農地の一部について「NAAの土地を不法に耕作している」として市東さんに明け渡しを求める訴訟を起こした。祖父の代から100年耕してきた市東さんを「不法耕作者」呼ばわりとは! 農民の誇りを傷つける攻撃に、市東さんは激怒した。
 そして、一審だけで12年も続くこの裁判の審理の中で明らかになったのは、NAAによる証拠偽造などの違法・脱法の数々と、それらをごまかすための卑劣な文書隠し策動だった。
 この耕作権裁判で敵を一層追いつめることが、強制執行を阻止する力となる。

新滑走路阻止し3・31大結集を

 戦争・改憲攻撃を激化させる安倍政権は、成田空港の第3滑走路建設、騒音地獄の拡大などの「空港機能強化策」を進めようとしている。とてつもない規模の地域破壊と移転・再移転を住民に迫っている。反対同盟は住民の怒りと結び、「機能強化白紙撤回」「軍事空港阻止」を訴えてきた。国策=国家暴力による人権蹂躙(じゅうりん)と生活破壊に対し、53年にわたり実力で闘ってきた三里塚が、今新たに多くの人びとの怒りと共鳴する時代が訪れている。
 市東さんは、巨大な空港施設に包囲されながら、今日も普段どおり泰然自若として天神峰で農作業に励んでいる。この農地こそ、絶対に奪われてはならない労農学連帯の拠点である。そして、「空港絶対反対」の闘志を共有することは、おのおのの職場、学園、地域での闘いの原動力となる。
 三里塚現地に駆けつけ、市東さんの農地を実力で守りぬこう。空港機能強化策を粉砕しよう。執行停止と控訴審へ向けた反対同盟の400万円カンパ運動の呼びかけに応えよう。2・18千葉市内デモ・耕作権裁判に立ち上がり、3・31全国総決起集会(成田市赤坂公園)に全力で結集しよう。

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2・18耕作権裁判・デモ
 2月18日(月)午前9時 千葉市中央公園集合
 集会後、千葉市内デモ出発
 10時30分開廷 千葉地裁

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