団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(3022号04面04)(2019/03/25)


団結ひろば 投稿コーナー

ほらぐち支持と星野を訴え
 徳島星野救援会 山川英之



 3・11反原発福島行動のデモを終えて、翌日は東京でほらぐちともこさんの選挙応援にかけつけました。
 区民の方々と、阿佐ケ谷再開発で話になりました。ゼネコンの利益のための再開発です。「そんな連中のために、街を壊しちゃいけない」と、生活の中からの怒りの声が集まりました。杉並の街は、駅と街の関係が生き生きと躍動していると、改めて実感しました。この切実な声を実現するために一緒に取り組むのは、ほらぐち候補をおいて他にありません。
 阿佐ケ谷の隣の高円寺は阿波踊りが有名です。「徳島から来ました」というと阿波踊りの話で盛り上がりました。区民との話を終えて相方と、「ちょっとまてよ、徳島と言えば阿波踊りではなく、徳島と言えば星野さんの方がいいんじゃない?」ということになりました。
 次からは、「四国の徳島からほらぐちさんの応援に来ました。いっしょに星野さん釈放の要望書をお願いします」と訴えました。すると、さっそく要望書を書いてくれました。
 福島、沖縄と連帯する行動として、首都に闘う議員・ほらぐちさんを誕生させたいです。

8・6拡声器規制条例阻止を
 自治体・青年労働者 山下 昇

 昼ごはんは、職場の休憩室でテレビを見ながらみんなで食べます。米朝会談のときはトランプ、キムジョンウン、ムンジェインの発言が流れました。しかし、労働者の声は出てきません。
 私たちが団結すべき相手はトランプではなく、トランプと闘っているロサンゼルス統一教組(UTLA)や、ムンジェインと闘っている韓国・民主労総なのになあ。そう思いつつ、先輩の前で、それを言うのは年下の自分には難しいのです。韓国の青年も、動労千葉や僕たちのことを知ってくれているだろうか、と思っています。
 それを一番に実感するのは8・6ヒロシマのときです。日本では国を代表するかのように、安倍首相が平和を宣言する。同じ口で、前日に国会で憲法9条を変え、辺野古を埋め、空母をつくると言ったのです。安倍の発言めがけて、私たちはマイクを持ってデモに出る。労働者の本当の思いを訴える。
 日本の世論は分岐している。資本家と労働者の言い分は違う。戦争に反対する労働者の勢力が存在する。画面に映らなくても、核兵器反対の姿が世界中に、確実に伝わっているだろうと思います。アメリカ、韓国、中国、フランス、イラク、アフリカ、世界の青年に伝わっていく。
 団結する相手がヒロシマにもいる。私たちがUTLAや民主労総に心が熱くなるのと同じです。青年の国際連帯ということからも、広島市長が狙う8・6ヒロシマでの拡声器規制条例は白紙撤回させたいです。

「3・11」は終わっていない
 首都圏・学生 小倉千秋

 東日本大震災・福島第一原発事故から8年経った3月11日、私は人生初のデモとなる「3・11反原発福島行動19」に参加しました。
 会場は強い風雨にさらされていましたが、次々と人が集まり、開会時には参加者でいっぱいになっていました。開会宣言のあと、それぞれの現場からの報告、アピールが行われました。どれも印象的でしたが、その中でも特に心を打たれたのは、希望の牧場・ふくしまの吉沢正巳さんのアピールでした。「サヨナラ浪江」「復興五輪なんてマヤカシ」と叫び、復興どころかどんどん更地になっていく浪江町に対する悲しみと「復興五輪」という詐欺的なキャンペーンへの怒りが伝わってきました。
 原発事故による避難指示の出た地域の帰還率は全体で3割にも満たず、浪江町はその中でも5%と最も復興が遅れてる地域です。被災地がこんな状態にもかかわらず、五輪に巨額の金を注ぎ込み、「復興五輪」を堂々と打ち出す政府には強い憤りを覚えます。
 デモ行進では、「なくそう!原発 オリンピックやめろ」のプラカードを掲げて、会場の開成山公園野外音楽堂からJR福島駅前まで練り歩きました。手を振り返してくれる人もいて、反原発で福島の人たちと連帯できた気がします。
 「自主避難者」に対する支援打ち切りなど、政府による「原発事故忘れようキャンペーン」が推し進められています。だからこそ我々はきちんと「3・11は終わっていない」と声を上げ続ける必要があると改めて感じました。

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