安倍・田中区政と闘おう 阿佐ケ谷再開発の撤回を 杉並の街をこわすな

週刊『前進』02頁(3027号01面01)(2019/04/11)


安倍・田中区政と闘おう
 阿佐ケ谷再開発の撤回を
 杉並の街をこわすな

ほらぐちともこ(30歳・新人)
若者の声を杉並から!!

1988年生まれ。宮城県出身。2003年、中学生の時にイラク反戦デモに参加。法政大学に入学し、全学連として活動。改憲・戦争に反対して奮闘中。都政を革新する会

 4月21日の杉並区議会議員選挙に立候補するほらぐちともこさんは、田中良杉並区長が進めるJR阿佐ケ谷駅北口の再開発計画に断固反対し、連日の街頭宣伝で計画の白紙撤回を訴えている。多くの区民が注目するほらぐちさんの街頭演説を紹介します。(編集局)

ほらぐちともこと共に
☆若者と女性で社会を変えよう
☆非正規職、貧困、過労死のない 世の中を!
☆阿佐ケ谷再開発は撤回を!
☆公立保育所の増設を!
 児童館をつぶすな!
☆改憲とめよう
 沖縄の怒りとともに
☆福島とともに原発反対
 オリンピック中止を

ほらぐちともこの訴え

 4月21日の区議会議員選挙に立候補します、ほらぐちともこです。
 みなさん、今この杉並で、とんでもない再開発計画が進められようとしているのをご存知でしょうか。JR阿佐ケ谷駅の北側にある杉並第一小学校を更地にして、その土地を民間企業に売却して高さ60㍍の巨大商業施設をつくるというのです。区民の共有財産である公有地、駅前の一等地を勝手に売り渡そうとしているのです。こんな計画が強行されれば商店街はつぶされ、街並みは一変します。
 しかも小学校の移転先とされているのは、医療廃棄物による土壌汚染が心配される病院跡地です。こんな場所に学校を移して、子どもたちの健康はどうなるのでしょうか。しかも、この移転に伴って阿佐ケ谷児童館も廃止されようとしています。
 この再開発は、一体誰のために、何のために計画されているのでしょうか。住民の暮らしと安全を犠牲にして、街を売り渡す田中区長のやり方を許すことはできません。

安心して子育てができる保育環境を

 田中区長は今、「杉並丸ごとの民営化」を推し進めています。これまで田中区長のもとで、区立保育園や学童クラブなどが次々と民営化されました。民間企業が運営するということは、子どもの健康や安全よりも利益が優先されるということです。実際、民間企業が経営する保育園では、劣悪な労働環境で保育士さんがどんどん辞めてしまったり、子どもたちにちゃんとした給食も与えられないといった事態が全国で相次いでいます。
 今、必要なことは公立保育園を増設すること、そして保育士さんの労働条件を改善し、安心して子どもを育てられる保育環境を充実させることです。私は、田中区長が進める保育園民営化と児童館全廃に断固反対し、保育士さん、保護者のみなさんと力を合わせて、区立直営保育園を守り拡充させるために闘います。

(写真 杉並区民からの熱い激励に応え、握手を交わすほらぐちさん【4月6日 東京・西荻窪駅前】)

改憲・戦争阻止の大運動を杉並から

 今度の統一地方選挙は、7月の参議院選挙の前哨戦と言われています。自民党・安倍政権は4月と7月の選挙を通じて、一気に憲法の改悪へと突き進もうとしています。これと一体で沖縄・辺野古への土砂投入が強行されています。
 今こそ改憲を止める正念場です。私はこの杉並から改憲・戦争阻止の大きな運動を巻き起こし、戦争に向かう安倍政権を絶対に倒したいと思います。ぜひみなさん、一緒に声を上げ、行動していきましょう!

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