改憲阻止決戦は正念場 革共同に夏期カンパを

週刊『前進』04頁(3044号03面03)(2019/06/17)


改憲阻止決戦は正念場
 革共同に夏期カンパを


●星野さんの遺志継いで
 1971年沖縄闘争に決起し、「殺人罪」でっち上げによる無期懲役と闘い抜いてきた星野文昭同志が5月30日、帰らぬ人となりました。44年に及ぶ不屈の獄中闘争の中から「誰もが人間らしく生きられる社会を」と訴えてきた星野さんは、革共同・中核派の誇りであり、死してなお全ての労働者人民に闘いの展望を指し示しています。
 「文昭が生涯をかけた人間解放の闘いを私が引き継いでやれば、文昭も一緒に闘って、勝利の美酒を酌み交わせることができる」----星野暁子さんの言葉は私たちの決意でもあります。革共同は一人一人が生まれ変わって「星野文昭」となり、プロレタリア世界革命の道を全身全霊をかけて突き進みます。
 全ての皆さんに、星野同志の再審無罪と国賠訴訟へ向けての大カンパを訴えます。星野さんの命を奪った安倍政権・国家権力に必ず責任を取らせます。そして星野同志と同じく渋谷暴動闘争でのでっち上げ弾圧と闘う大坂正明同志や、前全学連委員長の斎藤郁真同志らを取り戻します。新たな星野大運動の宣伝費、裁判費用、保釈金などのカンパを呼びかけます。
●『前進』発行体制守る
 いよいよ改憲阻止決戦の正念場を迎えました。安倍政権は、7月参院選から秋の臨時国会での発議を最後のチャンスとして改憲に突進しています。G20大阪サミットを焦点に米中貿易戦争が激化し世界戦争へと向かう情勢の中で、安倍は追いつめられているのです。
 6・9国鉄集会は、「改憲と戦争を止めよう」「非正規だけの社会にするな」を掲げ、動労千葉・関西生コン支部・港合同を軸に、労働者の大反乱を開始する号砲となりました。「人生をなげうって闘う1047名の解雇労働者の先輩たちに敬意を表します」という韓国・鉄道労組ソウル地方本部長の熱いアピールは、国境を越えた労働組合の団結を広げれば、戦争と搾取のない社会を実現できる展望を示しています。
 私たちは動労千葉・動労水戸を先頭に、階級的労働運動の拠点をあらゆる職場につくり出し、11月3日に日比谷野音での1万人大集会を実現することに一切をかけます。
 コンビニのオーナー、工場・店舗の労働者が一つに団結する「コンビニ関連ユニオン」が感動的に結成されました。こうした闘う労働組合を全国津々浦々につくり出すためには、宣伝物の発行、事務所維持、交通費、解雇された労働者と家族の生活防衛などが必要です。非正規職の青年労働者が、思う存分資本と闘い仲間を組織するための拠金をお願いします。
 最後に。6千万労働者と結びつく政治新聞『前進』の発行体制が、革命の成否を決する土台です。印刷所の防衛・維持・発展と発行体制建設に多額の資金が必要です。人生をかけた夏期カンパをお願いします。

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