階級的労働運動再生へ闘う革共同にカンパを

週刊『前進』04頁(3050号02面05)(2019/07/08)


階級的労働運動再生へ闘う革共同にカンパを


 すべての『前進』読者、支持者の皆さんに、19年後半から20年を闘うカンパを訴えます。
 中核派は、①「改憲・戦争阻止!大行進」運動と「非正規だけの社会を作らせない」運動を2本柱に、現代版の産業報国会化に対して職場から階級的労働運動をよみがえらせ、②杉並区議選勝利の地平を全国で実践し労働組合の拠点建設を実現します。③そのために宣伝・扇動を強め、職場や地域の怒りに学び共に闘います。④『前進』の発行体制を堅持し、非合法・非公然の党、不抜の革命党を建設します。
●厳戒態勢うち破りデモ
 大阪でのG20サミットは保護主義と戦争を進める戦争会議でした。超厳戒態勢を打ち破った私たちの集会とデモは改憲・戦争阻止へ新たな闘いの突破口となりました。
 安倍は7月参院選(4日公示、21日投開票)から、秋の臨時国会―20年(〜21年)に改憲を強行しようとしています。私たちは7月参院選に際し、改憲・戦争阻止!大行進運動をさらに職場・地域で発展させ、あらゆる怒りと決起の結集軸として信頼され得る力強い運動をつくることを訴えて闘います。11月労働者集会の大結集を実現しましょう。
●関西生コン弾圧粉砕を
 昨年7月以来の関生支部への執拗(しつよう)な弾圧は、すべての労働者・労働組合にかけられた弾圧です。この先にあるのは戦争=改憲です。
 ストライキを「威力業務妨害」、組合活動やビラまきを「恐喝」とすることは、労働基本権(労働3権)の全面的な否定であり、戦前の治安維持法弾圧そのものです。「共謀罪のリハーサル」弾圧を許さず、粉砕するために闘います。
 新自由主義の破綻が社会を崩壊させ、労働者民衆の怒りが全世界で溢れ出しています。香港での200万人の決起、韓国・民主労総委員長の逮捕に対し新たな総力闘争に突入した韓国労働者の闘いは人間としての誇りをかけた決起です。
 日本でも、全学連の闘いと4月杉並区議選での洞口朋子さんの歴史的な勝利、動労千葉・動労水戸を先頭とした運転士・車掌廃止という鉄道業務の全面的破壊に対する決起、コンビニ関連ユニオンの結成と闘いは続いています。
●星野さん獄死許さない
 その先頭に、「人間が人間らしく生きられる社会を」と闘い続けた星野文昭さんの存在があります。星野さんの獄死は小林多喜二虐殺と同じです。国家権力に責任を取らせる闘いは人間解放をかけた闘いそのものです。私たちは国家犯罪を徹底的に追及し責任者処罰、安倍打倒へ闘います。皆さん、ともに闘い勝利しましょう。
 労働者にお金がないのは、国家と企業による搾取と収奪、分断が原因です。この社会を根っこから変える団結と力を取り戻し集めていく、夏期カンパへのご協力を心から訴えます。

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