関空を戦争に使わせるな 7・14泉佐野集会へ 「泉州住民の会」などが訴え

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週刊『前進』04頁(3050号03面04)(2019/07/08)


関空を戦争に使わせるな
 7・14泉佐野集会へ
 「泉州住民の会」などが訴え


 「改憲・戦争とめよう! 安倍・千代松たおそう! 関空を戦争に使わせない」7・14集会のビラを転載します。(編集局)

●千代松市長は若者の名簿を自衛隊に渡すな!
 「2020年までに新憲法施行」と言ってきた安倍の改憲プランは、沖縄の闘いをはじめ私たち労働者民衆の怒りの爆発でガタガタです。安倍は、この夏から秋を最後のチャンスとばかりにG20サミット、参院選挙に臨んできています。
 「戦争やって取り返せ」という丸山ほだか発言こそ安倍政権と維新の会の本音です。
 安倍や維新とつながる千代松市長のもとで、泉佐野市では18歳の市民の名簿が自衛隊に提出されています。私たちの闘いで、足元から始まっている戦争・改憲の攻撃にストップをかけよう。
●関西空港を戦争に使わせない!
 4月1日、伊丹空港に米軍普天間基地のオスプレイが緊急着陸し、空港は一時閉鎖となりました。関空もいつでも使うということです。
 2009年11月、当時大阪市長だった橋下徹は「関空を普天間の代替基地に」と言い出し、泉州住民の会はただちに抗議に立ち上がりました。
 9条改憲を許せば、関空は軍事空港と化します。今こそ三十数年間泉州の地で闘ってきた力を発揮して、改憲・戦争阻止、関空を戦争に使わせない闘いに立ち上がろう!
●関西生コン支部への弾圧許さない!
 昨年8月から、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部に対して、激しい労働組合弾圧がかけられています。労働組合のストライキや申し入れを「威力業務妨害」「恐喝未遂」とでっち上げ、大量逮捕しています。
 これは政府や戦争に反対するすべての労働者住民にかけられた攻撃です。現場を握る労働組合がストライキで立ち上がれば戦争などできなくなることへの恐怖のあらわれです。
 関西生コン支部弾圧粉砕に立ち上がろう! 
●雇用破壊・生活破壊に声をあげよう!
 昨年9月、台風による関空水没で、国も関空会社も、空港で働く労働者の命や安全を考えていたでしょうか。多くの労働者が冷房も食料もないなか、翌日の夜中まで空港島に取り残されました。これこそ安倍「働き方改革」の本質です。
 日本では非正規率がすでに37%を超え、時給は20年間で9%も下落しています。主要国で下落したのは唯一日本だけです。
 働く者をどんどん非正規・貧困にしておいて、「老後資金は2千万円ためておけ」「70歳まで働け」など許せるでしょうか!
 青年も高齢者もこのままでは生きていけません。職場に闘う労働組合をつくろう。
 労働者を貧困に追い込み、戦争にかり出そうとする安倍を倒そう! 声をあげよう! 行動を起こそう! 7・14泉佐野集会に集まろう!

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改憲・戦争とめよう!
安倍・千代松たおそう!
関空を戦争に使わせない7・14集会
 7月14日(日)午後1時30分
 集会後、デモ行進
 GHビル(旧南部織物会館)4階会議室(南海泉佐野駅から徒歩2分、 泉佐野市高松北1―2―40)
 よびかけ 関西新空港絶対反対泉州住民の会/関西
 合同労組泉州支部/関西労組交流センター

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