青年・学生の党に飛躍する革共同にカンパを

週刊『前進』04頁(3054号04面04)(2019/07/22)


青年・学生の党に飛躍する革共同にカンパを


 すべての「前進」読者、支持者、党員のみなさんに、革共同への絶大な夏期カンパを寄せてくださることを訴えます。
 日帝・安倍政権は、「改憲」を争点とした国政選挙として参院選を行い、秋の臨時国会で改憲を発議しようとしています。憲法9条を覆し、「戦争のできる国」にしようというのです。このような暴挙は絶対に阻止しなければなりません。
 この時、全学連が呼びかけた7・20銀座デモは、「安倍の改憲クーデター打ち砕け」「若者は黙っていない」と声を上げ、共に行動しようと訴えました。始まった青年・学生の闘いを、全世界とつながる巨大なものへと発展させましょう。
 時代は、1930年代を彷彿(ほうふつ)させる世界大恐慌と世界戦争に突き進んでいます。帝国主義国や大国が「自国第一」に走り、米中貿易戦争を軸に世界経済が分裂と収縮に向かっています。安倍政権は、徴用工問題をめぐり韓国に経済制裁を発動し、イランをめぐる中東侵略戦争に参戦しようとしています。
 こうしたなかで空前の大軍拡が進んでいます。護衛艦の空母への改造、最新鋭ステルス型戦闘機F35の105機購入、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備が決定され、沖縄・辺野古への新基地建設が強行されています。福島からの避難者に対する攻撃、「帰還困難区域」の指定解除、常磐線の高放射線量地帯への延伸の攻撃も、軍拡・核武装につながっています。
 今や1600万人以上の労働者が年収200万円以下で暮らしています。年金、医療、福祉制度は破綻し、若い世代は安心して結婚・出産・育児もできません。このため日本の人口は減少しています。他方、年収1億円を超える富裕層が2万人以上もいます。超格差社会になっています。その上、安倍政権は労働組合を破壊し「非正規職だけの社会」をつくろうとしています。貧困は広がる一方です。戦争に行かされるのはいつの時代も労働者民衆の子どもたちであり、貧しい階層です。戦争と貧困をなくすには、その根源たる資本主義を打倒しなければなりません。
 韓国で、アメリカで、フランスで、香港で、全世界で、社会の変革を求める闘いが燃え広がっています。今こそ労働者民衆の国際連帯で世界革命への道を切り開きましょう。
 革共同は、この闘いの中で自らを鍛え上げ、労働者階級の党、青年・学生の党へと飛躍・変革します。歴史的な転換を闘い取り、革命のできる党へと飛躍することを時代が求めています。
 何よりも「前進」を青年・学生と労働者の政治新聞としていっそう変革・発展させていくことを決意します。これは大事業ですが、階級の力で実現できると確信しています。革共同へ絶大なカンパを寄せてください。
このエントリーをはてなブックマークに追加