須賀同志に万全の治療を 横浜刑務所に連続申し入れ

週刊『前進』04頁(3062号04面03)(2019/08/26)


須賀同志に万全の治療を
 横浜刑務所に連続申し入れ


 迎賓館・横田爆取でっち上げ弾圧と闘い、横浜刑務所で下獄闘争を闘う須賀武敏同志は、7月16日以降「水の不正使用」を口実に、実質的に22日間にわたって「懲罰房」に拘束された。懲罰にするか否かの「調査」と称する拘束であったが、8月7日、正式に懲罰が確定した。処遇分類は3類のまま、懲役作業の報奨金500円の没収と、無事故表彰のバッジの剝奪(はくだつ)という、形式的な懲罰で「決着」がつけられた。なによりも須賀同志本人による「懲罰房」での、熱中症状、胸痛発作、下血など、深刻極まりない症状を訴えての診察と検査の断固たる要求、そして8月2日付で弁護団が「申入書」を提出し、「不当な懲罰」を弾劾したことが刑務所への圧力になっている。

 その後、8月9日に「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」が、不当な懲罰と医療虐待を弾劾し、専門医による診療と検査を要求する「申入書」を横浜刑務所に手渡した。
 さらに、1週間後の15日に、全国36の星野救援会が緊急に集めた署名入り「申入書」284通を、「完全無罪をかちとる会」が刑務所に提出した。この「申入書」では、星野文昭さんを獄死に至らしめた徳島刑務所の責任を徹底的に追及することをあらためて明らかにした上で、「刑務所医療も、人間である受刑者の命と健康を守るために行われるべきです。須賀さんに対して最高で最善な検査と治療を行い、須賀さんの命と健康を必ず守ることを強く要請します」と申し入れている。
 「申入書」が、全国から続々と「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」事務局に送られてきている。星野さん獄死への深い怒りが、「須賀さんの命を守ろう!」という心からの欲求となって、あふれ出ている。刑務所当局と「全生涯をかけて悔いない闘いをやり抜こうと覚悟と決意を決めた」須賀同志と一体となって闘いぬこう。

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元衆院法務委員
小森龍邦さんの申し入れ

 日本国憲法は、その第13条において、「すべての国民は個人として尊重される」と規定しています。国家権力の都合で、人間の生命をおろそかに扱ってはなりません。
 横浜刑務所は、受刑者の須賀武敏さんの健康状態にまじめに配慮されることを申し入れます。
 伝えられるところによると須賀さんは「急性心筋梗塞(こうそく)」が疑われ、心配です。そして、いまの時期は「熱中症」が心配です。
 須賀さんの生命を、憲法の精神に従って、しっかり守る責任が安倍内閣の法務省と横浜刑務所には厳然として存在します。
 国民の目をだましつづけることは出来ません。強くその責任を問いたいと思います。
 私は衆議院法務委員会で社会党から加わり筆頭理事を務めたこともあり、人権運動では部落解放同盟中央本部の元書記長を長く勤めた小森龍邦と申します。

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