前進社に不当捜索 東京・広島 「詐欺」でっち上げ狙う

週刊『前進』04頁(3092号04面02)(2019/12/09)


前進社に不当捜索
 東京・広島 「詐欺」でっち上げ狙う


 11月29日、大阪府警は東京の前進社本社と広島の前進社中国支社ほか1カ所の計3カ所を不当捜索した。捜索の名目は、使用者の名前を偽って銀行の預金通帳を詐取したという、百パーセントでっち上げの「詐欺」容疑である。こんな弾圧は絶対に許さない。必ず粉砕する。警察の不当弾圧に加担して捜索令状を発付した裁判所も許さない。
 だが捜索にかけた権力の狙いは粉砕された。3カ所への不当捜索は、前進社の同志および闘う人民の怒りの抗議で迎え撃たれた。
 この弾圧は、革共同が9月の第26回全国委員会総会をもって中央指導体制と革命勝利の路線を再確立し、11月闘争などで進撃を開始したことに対する権力の恐怖に基づくものである。
 また、安倍政権が危機を深め、追い詰められていることの現れである。法相辞任に追い込まれた広島の河井克行と妻案里の公選法違反・交通違反隠しや、「桜を見る会」で暴かれた安倍による権力・公金の私物化、買収、証拠隠滅などはまったく許しがたい。最高権力を握る者が不正腐敗の限りを尽くし、しかも開き直っている。これへの人民の怒りが韓国や香港のように大きく燃え広がって、自らが吹っ飛ばされる情勢が来ることに、安倍は脅えているのである。
 弾圧に対する労働者階級の回答は鮮明だ。階級的労働運動の前進を軸に改憲・戦争阻止の闘いを強力に進め、必ず安倍を打倒する。
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