2019年日誌 12月3日~9日 日米貿易協定案が可決・承認/大学入試、記述式問題延期へ

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週刊『前進』04頁(3094号03面05)(2019/12/16)


2019年日誌 12月3日~9日
 日米貿易協定案が可決・承認/大学入試、記述式問題延期へ


□日米貿易協定案が参院本会議で可決、承認された。来年1月1日にも発効(4日)
□アフガニスタンで農業支援などに取り組んでいた福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲さんが乗った車が武装集団に襲撃され、中村さんは死亡した(4日)
□2020年東京五輪・パラリンピックの国の支出額が1兆600億円に上ると会計検査院が公表した。東京都の「関連経費」を含めると総費用は3兆円を超える(4日)
□北大西洋条約機構(NATO)の創設70年を記念する首脳会議が閉幕。シリア情勢を巡り米仏首脳が対立する中、中国に対して「同盟国で共同対処する必要」と明記した「ロンドン宣言」を採択した(4日)
□沖縄県金武町伊芸区の民間地に米軍迫撃砲照明弾1発が落下した。住民らが6日に付近を捜索したところ、新たに2発が見つかった。米軍は計3発をキャンプ・ハンセンでの訓練中に使用した照明弾と認めた(5日)
□政府は2020年度から始まる大学入学共通テストの国語と数学に導入される記述式問題の実施延期の検討に入った(6日)
□旧日本軍の軍隊慰安婦問題を巡り、関連する公文書の収集を続ける内閣官房が2017、18年度、新たに計23件を集めた。うち、在中国の日本領事館の報告書に「陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向」「軍用車に便乗南下したる特殊婦女」などの記述があり軍と外務省の関与を裏付ける(6日)
□政府は海上自衛隊の中東派遣に関し、活動の目的や内容などを盛り込んだ計画を20日に閣議決定する方針(7日)

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