舞鶴 自粛ムード一蹴し反原発デモ 関生支部と固く団結

週刊『前進』04頁(3114号03面02)(2020/03/09)


舞鶴
 自粛ムード一蹴し反原発デモ
 関生支部と固く団結

(写真 安倍政権の自粛要請で多くの集会が中止になる中、労働者の怒りを解き放つ市内デモを堂々と貫徹した【3月1日 舞鶴市】)

 新型コロナウイルスの流行を口実に安倍政権があらゆる活動を封じ込めようとする中で、3月7日に予定されていた京都円山の「バイバイ原発」集会、8日に予定されていた京都北部の地労協主催の反原発集会が中止となりました。しかし、京都府職労舞鶴支部を軸に実行委員会を立ち上げた私たちは1日、舞鶴で市街デモをやり抜きました。2月11日と23日、そして3月1日当日も市内一番の商業施設「らぽーる」前で街宣を行い、原発賛否の「住民投票」を実施しました。
 舞鶴市は高浜原発から10㌔メートル程しか離れておらず、事故が起きれば10万人近い住民全員が避難することは不可能です。ここで「全ての原発を廃炉に!」の声を上げることが大きな意味を持ちます。「住民投票」では「賛成」と「反対」の両方に投票した人が何人もいました。この住民と向き合い、議論して反原発の運動をつくり上げて行く確信が生まれました。
 長岡達也舞鶴支部長が集会の司会を務め、基調提起を行った支部書記長は「政府の言うことに従っていたら殺される。原発稼働を前提とした住民避難計画や避難訓練業務をさせられる自治体労働者は、それを拒否して闘う。改憲・戦争反対!」と訴えました。
 続いて元原発労働者の斉藤征二さんが訴えました。「関西生コン支部の武建一委員長の教えを受け、1981年に組合を結成した。原発廃炉は未来に向かって労働者が担わなければならない。父は自分が生まれる前に戦死した。戦争の総責任者、沖縄を売り渡した天皇を許さない。社会を変えていくのは労働者だ」
 関西生コン支部の坂田冬樹副委員長が組合員と共に駆けつけてくれました。81年の日本原電との団交の写真に武委員長と斉藤征二さんが並んで写っていることを紹介した上で、われわれの闘いは決して孤立していない、社会を変えることができると訴えました。
 愛媛県職労からのメッセージ紹介に続きリレーアピール。府職労の地元組合員は「住民投票」で住民が自らの意思を表明したことに感動し、暗雲が吹き飛んだと語りました。日教組奈良市、大阪市職、婦人民主クラブ全国協、NAZEN関西の仲間が発言し、3・11福島から3・20NAZEN関西集会、3・22新宿デモへ共に闘う決意を固めました。デモ後、「住民投票」の結果が発表され、投票総数306票、賛成24票、反対275票、無効7票で舞鶴市民の圧倒的反対の意思が示されました。
 集会は地元の新聞でも取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。
(3・1反原発舞鶴行動実行委員会)
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