JR西本社前で春闘行動 動労西日本 組織拡大を決意

週刊『前進』04頁(3118号02面05)(2020/03/23)


JR西本社前で春闘行動
 動労西日本 組織拡大を決意

(写真 JR西日本本社前で20春闘行動。ダイ改と業務の外注化、非正規職化を弾劾【3月14日 大阪市】)

 3月14日、JR西日本本社前で20春闘行動を動労西日本と支援の仲間で行いました。新型コロナウイルス厳戒体制を打ち破り、〈闘う労働組合ここにあり!〉と30人の結集で、3月ダイヤ改定粉砕! 常磐線全線開通弾劾、ストライキで闘う春闘行動を闘いました。
 大江照己委員長が「オリンピックのために常磐線全線開通を強行しようとしている。被曝させられるのはJRの労働者だ。許すことはできない。今こそストライキでJRを倒そう」と春闘行動の意義を語りました。続いて、岡崎昭夫副委員長、元木康亮組合員が発言しました。
 近畿支部の橘日出夫副支部長が「ダイ改は一切の業務の外注化・非正規職化だ。労組なき社会を根底から打ち破る闘いの第一歩として本日は闘う」とまとめました。全員で怒りのシュプレヒコールを挙げJR西日本を弾劾しました。
 近くの会場に移動して春闘集会を開催。山田和広書記長が司会を務め、大江委員長から総括提起がありました。「3月9日の芸備線脱線事故は保線の外注化で安全が確保されていない証拠だ。労働組合が声を上げないと事態が隠蔽(いんぺい)されてしまう。今春闘で五日市駅でのストライキに入ることで動労西日本の組織拡大の展望をつくる」と宣言しました。
 支援の仲間が発言し、まとめに橘副支部長が「コロナ戒厳で他の労組は春闘の旗を降ろしている。恐慌と戦争はこういう形で来る。労組なき社会の攻撃はJRと関生弾圧粉砕が主戦場だ。ストライキで闘う意義は今の情勢で大きい」と、情勢をこじ開ける力は国鉄決戦であることを提起。参加者が勝利を確信しました。
(関西 朝霧広巳)
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