『動労千葉№40』発行 「労組なき社会」阻止する指針

週刊『前進』04頁(3120号02面02)(2020/03/30)


『動労千葉№40』発行
 「労組なき社会」阻止する指針


 動労千葉の機関誌『動労千葉№40』が発行された。本誌には今年1月の動労千葉全支部活動者研修会の内容が収録されている。
 まず、昨年発足した新執行部から関道利委員長のあいさつと川崎昌浩書記長による20春闘などの方針提起があり、JRと関西生コン支部弾圧に見られる「労組なき社会」化攻撃に反撃することが訴えられている。
 田中康宏顧問は、動労千葉結成40年の到達点、特に反合・運転保安闘争路線とは何かを説き明かしている。あらためて原点に立ち返ることが重要である。
 動労千葉労働学校講師の藤村一行さんは、資本主義の限界を明らかにし、世界的規模の危機は労働者階級にしか解決できないことを力説している。新型コロナウイルス問題についての追記があり、タイムリーだ。
 本誌を通して、労働組合に求められている時代認識と路線・方針が明らかにされている。この時代に労働運動を再生させていくために活用しよう。

『動労千葉№40』/2020年3月14日発行/申込先 千葉市中央区要町2―8DC会館 国鉄千葉動力車労働組合/頒価600円
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