辺野古阻止・基地撤去へ決意 5・16沖縄集会 戦争阻止へ思いあふれる

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週刊『前進』04頁(3134号01面02)(2020/05/25)


辺野古阻止・基地撤去へ決意
 5・16沖縄集会 戦争阻止へ思いあふれる

(写真 デモ出発前、緊急事態宣言下の重圧をはねのけ5・15沖縄闘争を断固闘うことを確認【5月16日 那覇市】)

(写真 演壇から「5・15アピール」を読み上げる沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長【沖縄県青年会館】)


 5月16日、那覇市の沖縄県青年会館で「『復帰』48年・沖縄戦75年5・16沖縄集会」が開催された(主催/改憲・戦争阻止!大行進 沖縄、共催/国鉄闘争全国運動・沖縄)。沖縄と全国から50人が結集し、集会前の国際通りデモとあわせて「辺野古阻止・基地撤去、沖縄の怒りで安倍たおせ」を掲げた5・15闘争を緊急事態宣言下で闘った。
 集会の司会を沖縄労組交流センター代表の柿本博人さんが務めた。同日、横田や横須賀でも連帯闘争が闘われていることが確認された。主催者あいさつを国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である宮城盛光さんが行い、「基地強化の現実として辺野古新基地建設、宮古へのミサイル配備強行がある。しかし、労働者民衆の闘いで安倍政権に打撃を与えています。さらに国鉄1047名解雇撤回闘争とも連帯して、共に闘いましょう」と元気よく訴えた。
 連帯あいさつで、星野暁子さんが星野文昭さんの遺影と共に全国再審連絡会議の仲間と登壇した。暁子さんは「辺野古、改憲・戦争阻止など、沖縄の闘いは日帝打倒・安保粉砕の闘いの軸です」「『沖縄闘争を闘うことで自分は人間になれた』、そういう星野文昭に私はなろうと思います。みんなで星野文昭になりましょう」と訴え、国賠訴訟に向けた決意を表明した。

元盲学校教諭が反戦の訴え寄せる

 続いて講演の1本目として、元盲学校教諭の山田親幸さんの「障害者と沖縄戦、日の丸・君が代、そして辺野古」のビデオメッセージが上映された。
 山田さんへのインタビューは、止めよう戦争への道!百万人署名運動・沖縄の会の金城幸男さんが担当した。山田さんは障害者として生きかつ闘ってきた人生を語った。学校に通うことが闘いで「コメ食い虫」とののしられた戦時中から、戦後の収容所生活。さらに盲学校教諭として、西銘(にしめ)県政下での「日の丸・君が代」の強制に対して、生徒たちとともに多くの処分者を出しながらの激しく闘った。そして現在も辺野古に通い戦争に絶対反対を貫いている。不屈の闘志が映像からあふれた。撮影現場の上空をオスプレイが通過する場面も映し出された。

チーム緑ケ丘が「子どもの空守れ」

 カンパの訴えを中部合同労組の宮城栄信委員長が行い、講演の2本目としてチーム緑ケ丘1207の「なんでお空から落ちてくるの? 子どもの空を守りたい!」のビデオメッセージが上映された。戦後の沖縄での米軍機の墜落事故や、緑ケ丘保育園上空を米軍機が爆音とともに飛び交う様子、昨年12月の対政府要請行動での激しい追及の闘いが動画で紹介された。さらに緑ケ丘保育園で働く保育士と保護者のメッセージが続き、保育士が「全国の子どもたちを私たちは守りたいと思う。みんなで団結したら(政府も)動いてくれる、動かしましょう」と呼びかけた。
 最後に、沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が登壇し、集会前の国際通りデモに対する周りの反応がとても良かったと振り返り、「声を上げたことで、いろんな人の怒りの象徴になれた」と成功を確認した。そして「復帰」48年・沖縄戦75年5・15アピール(案)を読み上げた。「5月15日は、『沖縄が〈基地の島〉である限り、沖縄県民は生きていくことが出来ない』と闘いに立ち上がる日です。そして同時に、『沖縄戦を二度と繰り返さない!』という決意を新たにする日です。私たちは誇り高く闘い、命を守り抜こう! 辺野古新基地建設を阻止し、米軍基地の全面撤去へ。安倍政権を打倒し、改憲を阻止しよう!」。参加者全員でアピールを採択した。
 コロナ情勢で本土からの参加者は代表派遣という形になったが、新聞の告知やビラを見た飛び入り参加者もいた。緊急事態宣言下での5・15沖縄闘争は新しい闘いの幕開けにふさわしい闘いとなった。

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