革共同に夏期大カンパを 全世界で開始された闘いと結び安倍政権を打倒する時

週刊『前進』04頁(3144号02面02)(2020/06/29)


革共同に夏期大カンパを
 全世界で開始された闘いと結び安倍政権を打倒する時


 「前進」読者のみなさんに訴えます。闘う労働組合をよみがえらせ、労働者階級が本当の主人公となる社会につくりかえるチャンスが到来しています。そのために、ぜひとも革共同にカンパを集中してください。
 この4〜6月、コロナ危機が全社会を覆いつくすなか、私たちは職場での闘いを軸に、改憲・戦争に向けた攻撃を推し進めようとする安倍政権に立ち向かってきました。そのすべての攻防が、中途半端な妥協を許さない根底的な変革を求める闘いとしてありました。
 中野洋・前動労千葉顧問は、『新版 甦(よみがえ)る労働組合』で、「動労千葉がなぜ団結を維持できたのか。時代認識をゴリゴリ提起してきたからだ」として、①帝国主義(資本主義)体制は労働者を食わせられなくなった、②帝国主義体制は戦争する以外に延命できない、③帝国主義体制は歴史的命脈が尽き、社会の発展の桎梏(しっこく)となった、④全世界で労働者の反乱が燎原(りょうげん)の火のような勢いで始まった、という「四つのキーワード」を提起しています。
 コロナ危機は新自由主義による医療・介護破壊の現実を突き出し、社会が感染症のパンデミックにまったく対応できない状態にたたき込まれ、民営化と非正規職化によって労働者階級全体が生きていけない状態に置かれてきたことを突き出しました。安倍政権による戦争と改憲への突進は、資本主義として延命できないがゆえの絶望的なものに他なりません。
 今こそ、「四つのキーワード」をもって職場から闘いを組織するときです。同時に、労働者階級自身の革命党を建設する闘いが絶対に必要です。
 人種差別に抗議する闘いとして、革命による資本主義体制の根底的転覆にまで行きつく労働者階級の反乱が全世界で始まっています。ここ日本においても、青年・学生を先頭に労働者民衆の新たな闘いが開始されています。革共同はこの情勢に対応するために、機関紙「前進」のさらなる変革を追求します。現場での闘いをめぐって徹底的に議論し、労働組合をよみがえらせ、社会変革に向けた団結をつくり出すことのできる党に生まれ変わります。
 労働者階級が国家権力による弾圧をはね返し、階級意志を貫くための非合法・非公然の党をつくるために、今こそ私たち労働者階級の団結の力で「コロナ危機を革命へ」を実現するために、革共同に思い切った額のカンパを寄せてください。
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