革共同へのカンパを訴えます 社会の根底的な変革にむけて全国に団結を組織するために

週刊『前進』04頁(3146号02面04)(2020/07/06)


革共同へのカンパを訴えます
 社会の根底的な変革にむけて全国に団結を組織するために


 同志・党員のみなさん、労働者・市民の「前進」読者のみなさん。私たちはみなさんとともに社会の根底的変革、すなわち革命を実現するため、革共同へのカンパを心からを訴えます。
 新型コロナウイルス感染者は全世界で1千万人、死者は50万人を超え、収束が見えない状況が続いています。しかしアメリカや中国、日本をはじめ各国の指導者たちは「命よりカネ」を優先し、「どれだけの人が死のうと自分たちだけ助かればよい」という態度に終始しています。人間の命よりも大事な「経済活動」とは、オリンピック・パラリンピックとは一体何なのか! 全世界の労働者民衆の共通の思いは、「もはやこの社会では生きていけない!」ということです。黒人差別と虐殺への怒りが爆発するアメリカ、中国スターリン主義による「国家安全維持法」制定に怒る香港、100万の労働者を組織し南北分断体制と闘う韓国。そして何より安倍政権による最悪のコロナ対応や東京高検・黒川弘務元検事長の辞職問題、河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反など、日本でも底なしの不正・腐敗に対して怒りの声が広がり、行動が始まっています。すべての闘いで「人間が生きられない社会とは一体何か?」という根底的な問いを発しながら、人々は立ち上がっています。
 革共同は結党以来、労働者・学生とともに闘いながら「現代社会とはどういう社会なのか」という問題と徹底的に向き合い、国境を越えて団結した労働者階級による「反帝国主義・反スターリン主義世界革命」という戦略を打ち立てました。そして70年安保・沖縄決戦で、革命に人生をかけ、国家暴力に敢然と立ち向かう青年労働者・学生の巨万の隊列を生み出しました。この闘いの先頭に立ったのが、昨年亡くなった星野文昭同志です。星野同志は沖縄のペテン的返還に反対する11・14日比谷暴動闘争で、機動隊員が死亡したことについて「殺人罪」をでっち上げられ、無期懲役とされました。獄中44年、不屈に自らの無実とデモの正義性、そして「すべての人が人間らしく生きられる社会の実現」を訴えました。その星野同志を、国家権力は医療放置・過誤により虐殺したのです。その悔しさと悲しみは言葉にできません。しかし、星野同志は私たちの中に生きています。
 私たちは現在、星野同志の闘いを引き継ぎ「労働運動の復権」という一点にかけ、全国の職場・地域に運動と団結を組織する「現代の労働者党」へと生まれ変わるため、全力をあげて闘っています。労働者階級と全人類の未来をかけた資金カンパを、ぜひよろしくお願いします。
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